今回は最強手法「水平ライン」ということで、小手先のテクニックだけでなく水平ラインが機能する理由や引き方、プロも使う超実践的な手法も解説していこうと思います。
メインコンテンツ:「FXはエントリーが9割」
最強手法①:「水平ライン」(この記事)
最強手法②:「移動平均線」
最強手法③:「三尊・逆三尊」
さて、水平ラインといえば、トレード手法の中では基礎中の基礎ですので、超具体的に話していきます。
正直、水平ラインだけでめちゃめちゃ勝てます。
しかし、シンプルが故に引き方が分からない、機能しないという声を多く耳にします。
僕自身もライントレードを極めて実際に勝っている実績があるので、そこをお話していこうと思います。
ここからは、水平ラインについて
- 実際のチャートで解説
- なぜ水平ラインで勝てるのか?
- 機能する水平ラインを引くためには?
- プロも使う手法を解説
上記をわかりやすく解説していきます。
水平ラインは1本でOK
で、さっそく具体的な解説をしていきますが、
結論言うと、水平ラインは1本引けば十分です。
1本引けば、勝てます。
よく、2本とか3本とか複数引いている人いるんですけど、むしろ1本だけのほうがいいです。
なぜかというと、「複数引くことによって、どこでエントリーすればいいのかっていう根拠がブレるから」です。
特に初心者は複数引くと判断が鈍るので、1本で十分です。2本3本も引く必要ないので、とにかく1本だけ引くようにしてください。
なぜライン1本で勝てるのか?
正しい水平ラインには、注文が一箇所に溜まりやすいという特徴があります。
チャートは買いと売りでレートが動いていますが、意識される水平ラインの近くにはトレーダーの買いと売り注文がたまりやすいんです。
なので、サポートラインやレジスタンスラインが機能しやすいんです。
難しいことは考えなくても、ライン1本で勝てるようになりますから、まずはそれを理解しておいてください。
実際のチャートで解説
このチャート、このあとどっちに動くと思いますか?
ポンド円の15分足で、じりじりと上がっていますよね。
あまりもったいぶっても仕方ないんで、正解を言うと、上昇が正解なんです。
上昇トレンドが続いているので、そのまま上昇するというのはなんとなくわかるかと思います。
ではこのポンド円、上昇したけど、一体どこで買えばよかったか?というのを、水平ラインを使って解説します。
どこに引くか
やることは、
ラインを一本引くだけ
です。
これはもう今日のテーマなので、とにかく水平ラインを1本引いていきましょう。
どこに引くかというと、ここなんです。
この赤いラインです。
このラインを引いておけば、押し目で買うことができます。
赤いラインでキレイなサポレジ転換が起きているのがわかるかと思います。
これで利益をしっかり取ることができますし、損切り幅もめちゃめちゃ限定できますよね。
例えば10pipsで損切りだとして、リワード100pipsぐらい狙えるトレードなので、いわゆるリスク1に対してリワードが10狙えるんですよね。
1万円の損切りに対して、10万円の利益が確保できるって言うことなんです。
このようなラインが引けるようになって、ここで買えるようになれば、皆さんはしっかりと利益を残すことができる、ということです。
押し目買い・戻り売りを待つこと
大事なポイントは、「押し目買い・戻り売りを待つこと」です。
この「押し目買い・戻り売り」、
ほとんどの人が待てないんです。
さっきの画像でいうと、
上記画像の青線あたりを見て、
「なんとなく上昇してるから買う」というふうに入っちゃう人がめちゃくちゃ多いんです。
これをしちゃうと、たとえば損切りが深くなったり、いろいろとリスクが高くなってきます。
とにかく大事なのは、水平ラインを引いて、押し目までしっかり待ってから買う、ということを意識してほしいと思います。
なぜ押し目買い・戻り売りで勝てるのか?
ここで、なぜ水平ラインと押し目買い・戻り売りで勝てるのか理論も含めて解説します。
水平ラインはとても使える手法ですが、引き方を誤ると全く機能しません。
上記のAのポイントは、上昇トレンドによる新規の買いと、前回レジスタンスラインでの売り注文がぶつかるラインです。
結果的に、新規の買いと、売り注文を入れた投資家の損切による買いで上昇しています。
再び、押し目を付けた際に、損切できなかった投資家の建値決済と、新規の押し目買いが入ることにより、水平ラインが機能して上昇します。
上記のようなレジサポラインになるポイントに水平ラインを引けば、かなり優位なトレードができます。
もうひとつのチャートで解説
さて次は、英ポンド/スイスフランの30分足です。
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少し考えてみてください。
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正解は、
ここです。
左のほうに2回の抵抗があり、右側にも少し抵抗があり、そのラインを突き抜けた形となっています。
大事なのは、ここで突き抜けたあとの押し目を買っていくことです。
実際その後の動きはどうだったかというと、
こんな感じになってしっかりとサポート転換したところからはねて上昇しているのがわかるかと思います。
ちなみにこの後はさらに伸びて大幅な利確ができました。
このようなトレードをすることで、損切り幅を限定しながら、大きなリワードを狙っていけるという形になります。
機能する水平ライン引くためには?
ここまでで、水平ラインがトレードするうえで使えるということがなんとなくでもわかったと思います。
ここからは実際に機能しやすい水平ラインの条件についてお伝えします。
水平ラインは長期足を基準に引く
意識すること1点目は「水平ラインは長期足を基準に引く」ということです。
取引するうえで、時間足とは月足~1分足までの各チャートを表します。
どの時間軸で水平線を引くべきか?
結論
月足>・・1時間足>・・>1分足と長期足を優先して水平線を引くべきです。
水平線=価格なので、その価格で取引が活発になればなるほど機能することになります。
1分足は、スキャルピングなど短期売買をメインとしている人が多く見ますが、スイングトレードや、デイトレードなどの中長期で取引している人はあまり見ません。
逆に日足などの長期足は、すべての時間軸で取引している人が見る時間軸です。
上記の理由から、1分足よりも日足の水平ラインの方が意識されやすくなります。
月足や、週足で引ける水平ラインは、少しずれただけで価格のずれが大きくなるので、時間軸を落として微調整するとよいです!
水平ラインはどのタイミングで消す?
基本的に、長期足で引ける水平ラインは消さなくてOKです!
経験上長期足で引いた水平ラインは、比較的長く機能し続けます。
水平ラインを消す条件は
- 直近のチャートで全く機能していない水平ライン
- 近しい水平ラインが複数存在する場合
上記が当てはまる場合は、機能している水平ラインだけ残せばOKです!
引いた水平線が機能しているかの判断は、水平ラインをロウソク足実体で抜けているかを見ると良いです。
- 抜けていたら機能していない
- 抑えられていれば機能している
上記を意識して見てください。
稀に、何度か抜けているのに、再度機能する水平ラインも存在します。
慣れてきたら残すようにしてみてください!
水平ラインはロウソク足のヒゲ先?実体どちらに引くべき?
水平ラインはロウソク足のヒゲと実体どちらに引くべきか?
この悩みは多くのトレーダーが悩むポイントです。
僕はヒゲ先に引くことをおすすめします。
基本的にロウソク足はヒゲができるロウソク足の方が圧倒的に多いです。
実際、正解はないので、引きながら使いやすい引き方を試すようにしてください。
プロが使う水平線の手法を公開
最後に、特別に普段僕が使う水平ラインを使った手法を公開します。
今回は事前にレジサポ転換が起こる水平ラインを予測して引き、売買をする手法です。
まずはコチラの画像をご覧ください。
きれいな下降トレンドを形成していますね。
実はこの後、レジサポラインが起こるラインを予測して引くことができるんです!
皆さんも予測してみてください。
正解は・・・
上記のようなラインでした!
水平ラインには、機能しやすいものとしにくいものがあります。
今回のポイントは、
トレンドの最安値を作った起点である水平ラインということです。
これは上昇トレンド、下降トレンドどちらにも当てはまります。
トレンドの頂点を作った起点に水平ラインを引き、そのラインをブレイクした押し戻しでエントリーするパターンは僕も多用します。
水平ラインを1本引くだけで、エントリータイミングも待つだけなので、かなり楽ですよね!
水平ラインはシンプルで、使いこなせれば大きな武器になるので、水平ラインを引く練習と実践を重ねてみてください!
次は、移動平均線!
さて次は、移動平均線の解説です。
これもめちゃくちゃ使える手法で、絶対に知っておくべきノウハウを次の記事で公開しています。
水平ラインと組み合わせることでより勝率を高める事ができますので、ぜひご覧になってください。
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最強手法③:「三尊・逆三尊」