こんな人向けの記事です↓↓
「FXで利益を出してる人ってどんな人?」
「FXってどれくらい稼げるの?」
「FXで月100万円ってどうやるの?」
こんにちは、ヨシキです!
他の人がどう稼いでいるのか、FXは本当に儲かるのか、気になりますよね。
僕もFXをはじめたばかりの時は、成功している人のブログやSNSを毎日チェックしていました。
そこで今回は、FXの調査データをプロ目線で徹底分析し、初心者でも分かりやすくお伝えしたいと思います!
この記事を最後まで読んでもらえれば、実際にFXで稼いでいる人のノウハウを利用して、成功するためのファーストステップとなるはずです!
FXは儲かるのか?
まずは、FXが本当に儲かるかどうかについて、プロの視点から解説していきます。
FXで儲けている人の割合とその金額は?
金融先物取引業協会が2017年に個人投資家1000名を対象に行った調査によると、FXで利益を残した人は全体の60.3%という結果が出ています。
画像引用:金融先物取引業協会「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」
10人のうち6人は、ちゃんと稼げているということですね!
ポイントは、以下のとおりです。
- 損失を出している人でも、損失額は20万円以下が多い
- 20万円程度稼ぐ人が多いが、50万円以上は少ない
「FXは危ない」というイメージを持つ人も多いですが、このデータを見ると負けている人の損失額は意外に小さいことが分かります。
また、月に20万円程度であれば、稼げる可能性は高いということですね。
FXの自動売買でも儲かるの?
FX自動売買ツールは、中には稼げるツールもありますが、長期間に渡り高パフォーマンスで稼ぎ続けられるものはほとんどありません。ツールによっても差が大きく出ますし、相場のテーマが変わることで急に稼げなくこともあります。
FXの自動売買が稼げる理由としては、
などがあります。
仕事中にチャート画面を見れない人でも、自動売買であればプログラム通りに取引を行なってくれるので、稼げる可能性はあります。
一方でFX自動売買をオススメしない理由がこちら。
例えば、先月までは月利5%でコツコツ資産が増えたのに、今月になると一気に資産を溶かしてしまった、というのはFXの自動売買ではよくあることです。
FXの自動売買は稼げる可能性はあるものの、長期的に稼いでいる人はしっかりと投資の経験値や知識、トレードスキルを身に付けています!
自動売買は相場の大変動時に大損のリスクが高まります。
なぜならプログラムの多くは「レンジ相場の谷で買い山で売る」を繰り返して利益を出すよう設計されているからです。【恐怖】FX自動売買で大損!?コロナショックでマイナス60万円の含み損|資産形成ゴールドオンライン (gentosha-go.com)
自動売買についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
FXで利益を出している人の5つの特徴
実際に利益を出している人には、実は同じ共通点があります。
適切な資金管理を行っている
資金管理が重要なポイントです。FXで稼いでいる人は、エントリーの段階で自分が許容できる最大損失額を決めています。
つまり1トレードにおける最大リスク(=負けた時の金額)を総資金の何%以内に抑えるか?という事です。
投資元本が100万なら、1トレードでの損失を2万円まで許容すること。
この1回の最大損失を2%に抑える資金管理法は、『2%ルール』とも呼ばれ、
- 投資苑
- タートル流投資の魔術
- システムトレード 基本と原則
- マーケットの魔術師
- ラリーウィリアムズの短期売買法
などの古典的投資本にも記載されているFXの超基本です。
エントリーする前には、必ず最大損失額を決めましょう!
自分の勝てる売買ルールを守っている
「安そうだから買う」「高そうだから売る」などと自分の勘で取引するのではなく、勝率の高い手法を守り、淡々と取引を行うことが大切です。
値ごろ感や行き当たりばったりで取引せず、自分で決めたルール通りに取引を行なっているということです。
Oanda JapanというFXの会社が発表した、『先月の上位、下位200口座のトレード分析【2022年5月19日】』を見てみると…
画像引用:Oanda Japan
- 6ヶ月連続プラスで勝っている人の勝率(緑):7~8割
- 負けている下位200口座の人の勝率(赤とピンク):4~5割
ということがわかりますね。
つまり、稼いでいるトレーダーは勝率の高い局面のみで取引しているということになります。
レートが大きく伸びる局面のみでトレードしている
これは僕が常にトレードで意識している「損切りは小さく、利確は大きく(損小利大)」のトレードです。
仮に小さな損切りを何度か繰り返したとしても、最終的に大きくレートが伸びて、利益を伸ばせれば良いと考えています。
1回のトレードにおける「リスク(損失)」と「リワード(報酬)」の比率のことを、FXでは『リスクリワード』と言います。
例えば、
損失が1万円、利益も1万円ならリスクリワードは1:1
損失が1万円、利益が3万円ならリスクリワードは1:3
となります。
FXで利益を出している人ほど、このリスクリワードがよい傾向があります。
先ほどのOanda Japanのデータがこちら。
画像引用:Oanda Japan
リスクリワード比率にも勝ち組と負け組とでは雲泥の差があり、
- 勝ち組(6ヶ月連続プラス):1.5〜2.2
- 負け組(下位200口座):0.6〜0.8
- 勝ち組は1回のトレードで、平均利益よりも平均損失が小さいトレードを行っている
- 負け組は1回のトレードで、平均利益よりも平均損失が大きいトレードを行っている
ということを示しています。
ちなみに、利益をしっかりと伸ばすためには、「フィボナッチ・リトレースメント」などが使えます。
FXでは、「1:1.618」という※黄金比率をチャートに示し、どの位レートが伸びるかを予想する際に使える、テクニカルな分析方法。
※黄金比とは
フィボナッチ数列によって導き出せる形状のことで、一般的に人間が自然と好む形とされていて、例えばあのパルテノン神殿などでも採用されていると言われています。
具体的には、
- 23.6%
- 38.2%
- 50.0%
- 61.8%
などがトレーダーに意識されやすい数字として知られています。
この数字を利益確定の目安とすれば、利益を少しでも大きく伸ばせる可能性が高いということです。
通貨ペアを絞っている
次のグラフは直近6カ月連続プラスの口座で取引された、通貨ペアの比率を表示しています。
画像引用:Oanda Japan
- ドル円
- ユーロドル
- ポンドドル
の主要3通貨ペアが6〜8割を占めていることが分かります。
取引量が多い(市場参加者が多い)通貨は、多くのトレーダーが市場でチャートを見ているため、テクニカル指標が効きやすく、初心者には稼ぎやすい通貨なんです。
スイスフラン円、カナダ円などのマイナー通貨だと、値動きが安定せず急な価格変動が起こりやすいので、負けトレーダーが多い印象です。
1回1回の勝負にこだわっていない
僕は、1回1回の勝負にはこだわっていなくて、小さな損切りを繰り返しても、それ以上に利益を大きく伸ばせれば良いと思っています。勝率の高い手法を守っていれば、最終的に資金は増えていくんですよ。
「大数の法則(数多く試行を重ねると、データの平均は真の平均に近づくという法則)」ですね。
たとえばカジノでは、ディーラー側が勝つ確率が高いルールでゲームを行うので、回数を重ねるごとに安定した収益がカジノに入ります。
1回1回の勝負にこだわらず、自分が決めたルールをしっかり守ることが大事、ということです。
僕のFXの稼ぎ方を公開します!
ここからは実践編として、僕が月100万円稼いでいるトレードスタイルや、守っているルールを暴露したいと思います。
トレードスタイル
僕のトレードスタイルは「スイングトレード」で、主に4時間足を見ています。
1日に1回トレードするかしないかの、比較的ゆっくりとした中長期のトレード手法
ちなみに、取引の長さによって主に3つの手法に分けられます。
スキャルピング | デイトレード | スイング | |
---|---|---|---|
決済までの長さ | ~数分 | ~1日 | ~2週間 |
利益目標 | ~10銭 | ~1円 | 1~5円 |
チャート | 1分足・5分足 | 5分足・10分足 | 1時間足・4時間足 |
特徴 | 短時間で小さな利益を積み上げていく超短期売買 | 数十分~1日以内で売買するトレード方法 | 一度ポジションを持ったら数日~2週間と長期のスパンでポジションを保有するトレード方法 |
難易度 | 上級者向け | 中級者向け | 初心者向け |
メリット・デメリット | チャートをずっと見ていないといけないので忙しい人には不向き。 | ボラリティがないと利幅をとれない。良く動く(ボラティリティが高い)通貨を選ぶ必要あり。 | 長期足のチャートを参考にするためダマシのリスクが低い。トレンドに乗れば利益を伸ばしやすい。 |
僕がチャート分析にかける時間は、1日30分~60分くらいですが、相場が動いていない時は1日に1回もトレードしないこともあります。
自分で決めている勝率の高い手法を守り、淡々と取引を行っていくだけなので、めちゃくちゃ簡単です。
エントリーチャンスを狙えそうな時だけ、指値注文を入れて放置するスタイルなので、基本的にはチャート画面に張り付くことはありません。
エントリーが完了したら、あとはフィボナッチ・リトレースメントなどを使って利益確定の目標を確認し、利益をしっかりと伸ばすことを意識しています。
取引通貨
僕が普段見ている通貨ペアは、下記の15種類です。
- USDJPY
- EURJPY
- GBPJPY
- NZDJPY
- AUDJP
- GBPAUD
- EURAUD
- EURGBP
- EURUSD
- GBPUSD
- AUDUSD
- NZDUSD
- USDCAD
- GBPNZD
- GBPAUD
初心者の方であれば、まずはドル円、ユーロドル、ポンドドルの主要3通貨ペアから始めて、慣れてきたら取引通貨を増やしていくと良いでしょう。
僕のようにFXの時間をあまりとれない人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
チャートを読む
僕が実際にエントリーで活用しているのは、
- 水平ライン
- 20日移動平均線、200日移動平均線
- 三尊、逆三尊
実際に下のチャートでエントリーした例を見てみましょう。
【2021年8月30日のEURAUD1時間足】
ここでのエントリー根拠は「200日移動平均線にタッチしたら反発するから売ろ
う」です。
仮に反発せずに上に動いてしまったら、すぐに損切りすればいいと考えていました。
その後のチャートがこちら。
エントリー後、大きな下降トレンドが発生し、最大で+250Pipsほど伸ばすことができました。
このトレードだけで、+483万円も利益を取ることができました。
以下が実際の利益確定画像です。
このように、チャートを分析することで勝率の高いエントリーが可能になります。
こちらの記事で、初心者にも分かりやすく解説しています!
まとめ
FXで利益を残している人は全体の約60%で、負けている人でも20万円以下の人が多いということでした。
FXのリスクについて知っておきたいという方は、以下の記事がおすすめです。
また、FXで利益を出している人の特徴がこちら。
これはOanda Japanの実際のデータからも、勝ち組トレーダーの特徴として如実に表れていましたね。
FXで稼ぎたいという方の参考になれば嬉しいです。