初めまして、FXトレード歴6年目のヨシキといいます。
サラリーマンをやりながら副業でFXをやっている35歳・二児のパパです。(会社と妻には内緒でFXをしています。)
もともと僕はFXを始めてから5年間はずっと負け続きで、何をやってもダメダメな兼業トレーダーでした。
・損切りができない
・ポジポジ病
・資金を一発で溶かす
・溶かす度に何度も入金する
などなど、初心者が一度は経験するだろうことは一通りやってきました。
総額300万円以上は溶かしたでしょう(もちろん妻には秘密で・・・)。
負けが続いて「もうFXは引退しよう」と諦めかけていた時、たまたま見ていたFX系ユーチューバーのトレードノウハウ。
自分に欠けていたものに気づき、それをきっかけに好転、今では月100万円以上、安定して稼げるようになりました。
たとえば、こちらはつい最近の取引履歴です。
あくまで一部ですが、このように安定して勝ち続けることができています。
おかげさまで、今はお金と時間に縛られることのない自由な生活を送ることができています。
家族と過ごす時間も増え、お金を気にせず子どもたちを旅行につれていくこともできるようになりました。
負けトレーダーだった僕が、なぜFXで勝てるようになったのか?
きっかけは、「エントリーポイント」の重要さに気付いてからでした。
この記事「FXはエントリーが9割」では、FX初心者の方でも最短最速で月収100万円を達成するために、大事な考え方や手法を、出し惜しみせず全てお伝えしていきます。
もし、この記事を読んでくださっているあなたが…
- 現在FXで稼げていない
- 負け続けて資金が溶けそう
- FXで借金が増え続けている
一つでも当てはまるのであれば、
本記事を最後までしっかりと読んでください。
そうすれば、
- FXで専業トレーダーになれる
- 借金を返すことができる
- FXだけで月収100万円を稼げるようになる
- お金と時間に縛られず自由な生活を送ることができる
ようになるでしょう!
メインコンテンツ:「FXはエントリーが9割」(この記事)
最強手法①:「水平ライン」
最強手法②:「移動平均線」
最強手法③:「三尊・逆三尊」
1.FXで月収100万円を稼ぐためには? ~手法よりも大事な考え方~
まず第一章では、FXで稼ぐための考え方について解説していきます。
「はいはい、またよくある話でしょ」
「はやく手法を知りたいんだけど」
と思ったそこのあなた。
とても危険な状態です。
ハッキリ言います。だから勝てないのです。
僕もそうでした!
本記事は「FXはエントリーが9割」というタイトルにしていますが、エントリーの手法と同じくらい、むしろそれ以上に大切なのがこの「考え方」です。
「マインドセット」とも言ったりしますが、この考え方は全ての手法を使いこなすうえで絶対に知っておきたい内容です。
なぜかというと、手法を知っていても、しっかりとした考え方を持っておかないと
それを使いこなせないから、です。
たとえば、包丁を例にして説明しますね。
包丁という言葉を辞書で調べると
「食物の調理に使う薄くて平たい刃物」
と定義されています。
当たり前ですが「料理をするための道具」ですよね。
ですが、ちゃんとした考え方を持っていないと…
「包丁=人を殺すための道具」
として使ってしまう人も世の中には存在するわけです。
(もちろん、ごく少数ですが…)
これはFXにおいても同様のことが言えます。
勝てる手法を使いこなすためには、しっかりとした考え方(マインドセット)が絶対に必要、ということです。
考え方が大事な理由、理解できましたでしょうか?
それでは、ここからが本題です。
FXにおいてとても大事な「3つのM」について解説します。
1-1, トレードで大切な「3つのM」とは?
投資における「3つのM」をご存知でしょうか。
①Mind(考え方・メンタル)
②Money(資金)
③Method(手法)
なぜ、これら3つのMが大事なのか?
それぞれについて具体的に説明していきます。
①Mind(考え方・メンタル)
今回の第1章では「考え方」について
説明をしていますが、まさにここが該当しています。
「FXで稼ぐためには手法よりもマインドだ」
というトレーダーもいるくらい、この考え方は大事です。
特に、FXの場合は資金が増えたり減ったりしますので、考え方(メンタル)がしっかりとしていないと精神的にも肉体的にも疲弊してしまい、諦めてしまうことになりかねません。
具体的な考え方については、次節で説明していきます。
②Money(資金)
「3つのM」の2つ目は、Money(資金)です。当たり前ですが、資金がないとFXはできません。
ただ、FXは資金があればあるほど有利というわけでもないのです。
むしろFXの場合は、1億円などの大きな資金よりも、10万円や100万円くらいの資金から始めるほうが有利なのです。
よく「お金があればお金を増やせる」と勘違いしている人がいますが、
10万円を20万円に増やせない人は、資金が100万円、1000万円あっても増やすことはできません。
そこで大事になってくるのが「資金管理」です。
この資金管理が非常に重要で、FXでお金を稼ぐうえでとても大事なテクニックになってきます。
資金管理については、第2章で具体的に説明していきますので、まずはこのまま読み進めてください。
③Method(手法)
「3つのM」の3つ目は、Method(手法)。
これが今回の記事「エントリーが9割」のメインテーマになってきます。
FXで勝つためには、
- Mind(考え方)
- Money(資金)
が必須ですが、このMethod(手法)が欠けても成立しません。
そして、世の中にはたくさんの手法が存在しますが、本記事では、3つの最強手法を、第3章で具体的に解説していきます。
見るだけで稼げるようになってしまう最強手法ですので、ぜひ第3章もご覧くださいね。
1-2, トレードで勝ち続けるために 絶対に意識したい“5つの必勝ルール”
結論を先にいうと、5つの必勝ルールは以下の通りです。
それぞれ順に説明していきます。
①絶対に溶かさない
当たり前のことすぎて「ふざけんな」という声が聞こえてきそうですが、この当たり前のルールを90%以上のトレーダーが守れません。
だから、9割の人が稼げる前に退場してしまうのです。
資金を溶かしたら明日はないのです。とにかく、相場に生き残ってください。生き残れば明日もトレードが出来ます。生き残ることができれば、学びながら成長できます。
損切りだって一つの学びです。
「あの時、早く損切りしていれば…」
「どうして先延ばしにしてしまったのか」
と、後悔することがあるかもしれません。
利確だって
「まだ持っておけばもっと利益を出せたのに…」
と思ったこと、ありませんか?
でも、そのような後悔や学びを繰り返すことで、あなたのトレードスキルは上達し、成長していくのです。
投資の神様として有名なウォーレン・バフェットもこう言っています。
ですので、まず大前提中の大前提として「絶対に溶かさない」ことを常に意識して
相場に挑んでください。
「溶かさないためにはどうすればいいか?」については、資金管理の項目で説明していきます。
②すぐに「儲けよう」「稼ごう」と思わない
FXをやる目的は「資金を増やすこと」ですよね。
だから「お金を稼ぎたい!」と思う気持ちはとても大事です。
ですが、欲を出し過ぎると相場に飲まれ、負けてしまいます。
FXで勝つには、感情のコントロールが非常に重要となるのです。
「儲けよう」「稼ごう」という強欲が原因で、資金管理がめちゃくちゃになり、手法もブレブレになり、ただやみくもにトレードをしてお金を減らすことは初心者がよくやってしまう失敗です。
勝てるようになるということは、つまり負けないようになるということです。
負けなければ、資金は減りません。
むしろ増えます。
ですので、早く儲けを出したいと欲を出さず、まずは先ほどの
ルール①「絶対に溶かさないこと」
を強く意識していきましょう。
③トレード回数を減らす
FX初心者が特にやりがちな失敗は
「とにかくトレード回数が多い」ということです。
あなたは、1日に何回トレードをしていますか?
1日に10回以上トレードをしている方は、非常に注意が必要です。
もちろん、しっかりと勝てているのであれば、トレード回数が多くても問題ありません。
でも、勝ててない・勝てる手法を持っていないのに、ただ負けを取り返したいからという理由でトレード回数が多いのであれば、それは“終わりの始まり”です。
僕自身、1日のトレード回数は1~3回くらいです。
トレードスタイルがデイトレ~スイングという理由もありますが、僕の周りで勝っているトレーダーは、とにかくトレードする回数が少ないです。
それは、確実に勝てるときだけ勝負しているからです。
FXの相場は、24時間動いているのでいつでもトレードできますよね。
それがアダとなって、エントリーすべきでない時でも無理してポジションを持ちたくなってしまうのです。
俗にいうポジポジ病ってやつです。
僕も負けていた初心者の頃は、
「とにかくポジションを持っていないと落ち着かない」
という禁断症状が出ていたので、気持ちはすごくわかります。
ですが、勝つためには、ポジポジ病から脱却しないといけません。
トレーダーの仕事の9割は「待つこと」です。
勝てるエントリーポイントが来るまで、とにかく待たないといけないのです。
まずは
「ポジションを持たない」
「稼ぎたい欲を我慢する」
ことから改善していきましょう。
④マイルールを決める
これも当たり前のことなのですが、トレードにおいてルールを守れない人は
いつまで経っても勝てるようになりません。
あなたには、トレードのルールがありますか?
もし、ルールがあるとして、ちゃんと守れていますか?
ルールとは、たとえば…
- チャートを見てから1時間以内にはエントリーしない。
- 体調が優れない時はトレードしない。
- 負けたらエントリーしない。
- 30分チャートから離れる。
- エントリー後、すぐにロスカットラインを設定する。
- 一回のトレードの許容損失額は資金の3%に留める。
などです。
ちなみに、上記のルールは、僕自身が守っているルールです。
あくまで参考程度にしていただきたいのですが、このような自分ルールを忠実に守ることで、勝てるトレードが完成します。
もしルールがないのであれば、まずは決めないといけませんし、ルールが決まったら守ることを意識していきましょう。
⑤自分より上手いトレーダーから学ぶ
最後5つ目のルールは
「自分よりも知識・スキル・経験を持っているうまいトレーダーから学ぶこと」です。
あなたは今、FXで稼げるようになるためにFXに挑戦していると思います。
そして、この記事を読んでいるということは、まだあまり勝てていない、これから勝てるようになりたい初心者の方がほとんどでしょう。
FXで稼げるようになるための方法は、非常にシンプルです。
それは、
FXで勝っている人から学ぶこと。
それが、FXで勝てるようになる最適な答えなのです。
何かを極めたければ、その道のプロに学ぶことが最短最速の近道です。英語を極めたければ、英語教師や海外留学で学ぶのが一番ですよね。
東大に入りたければ、東大生から勉強を学ぶのが一番の近道です。野球でもサッカーでもピアノでも、なんでもそうです。
ですが、FXとなると、なぜか一人で孤独に取り組む人が多くなります。
それは、まずしっかりと教えてくれる人がいない(怪しい詐欺師も多い)という理由もあると思いますが、
FXの場合はお金が絡むので、なかなか周りに相談出来る人がいないというのも理由の一つだと思っています。
トレードの世界は、決して甘い世界ではありません。むしろとても難しい世界です。一人で相場に向き合い、常に自分(孤独)との闘いになります。
しかし、一人で闘うよりも、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨するほうが、圧倒的なスキルアップにつながります。
同じ志を持つ仲間がいる環境に身を置くことで、知識もスキルも自然と上達するのです。
2.FXで勝つためには「エントリーが9割」である
さて、第1章では「FXで勝つための考え方」についてご説明しました。
第1章で思考の土台を築くことができましたので、ここから本格的に具体的な話に入っていきます。
第2章では、本書のメインテーマである「エントリーが9割」というテーマをより具体的にご説明していきます。
第2章を読んで、その理由に納得した状態で第3章を読めば、あなたはすぐに勝ちトレーダーの仲間入りです。
2-1, なぜ、エントリーが9割なのか?
本記事のタイトルを目にしたとき、あなたはこう思いませんでしたか?
「なぜエントリーが9割なのだろうか?」と。
僕自身、FXを始めてからこれまでの間にいろんな手法を試してきましたが、ある結論に至りました。
本記事の核の部分です。
それは・・・
「最適な位置でエントリーをすることができれば、損失を最小限に抑えることができ、利益を最大化することができる」
これが本記事で一番伝えたいことです。
少し難しい言い方ですよね。
もう少しわかりやすいように、これから説明していきますね。
2-2, 損切りは小さく、利確は大きく
FXでお金を増やすにあたって、損切りは避けられません。
たまにSNSで「損切りをしないトレーダー」や「損切りしない手法」を打ち出している人を見かけますが、
僕からしたらあり得ないですし、僕の周りのうまいトレーダーは必ず損切りを徹底しています。
なぜなら「損切りは必要経費だから」です。
自営業をされている方、会社経営をされている方はよく理解していることだと思いますが、
利益=売上ー必要経費
ですよね?
FXも一緒です。
利益を狙いに行くということは、それなりに必要経費が発生するのです。
だから、よく言われる
「損小利大のトレードを目指しましょう」というのは、こういう意味になります。
損切りなくして利益は取れません。
「リスクなくしてリワードなし」なのです。
そして、損切りのテクニックとして重要なことは、
ストップロス(損切りライン)はエントリー直後に必ず入れること
です。
「損切りを入れない=死」です。
エントリー後、損切りを入れずにトイレに行ったら一瞬で暴落して大損をくらった…なんていう話を聞いたことがあるかもしれません。
兼業でトレードをする方は特に、仕事中でチャートが見れなくなることも多いと思います。
兼業の人こそ、大損をくらわないためにもこのルールは徹底してください。
それくらい大事なことですので、エントリー直後は必ずすぐにストップロスを入れるようにしましょう。
2-3,大数の法則
あなたは、「大数の法則」という言葉を聞いたことはありますか?
大数の法則とは、数多くの試行を重ねることにより、事象の出現回数が理論上の値に近づく定理のこと
なんだか小難しいですが、カンタンに説明すると
「回数が増えれば増えるほど、確率は50%に近づいていく」
ということです。
たとえば、あなたがコイントスをするとします。コインは表か裏しか出ません。
仮に10回コイントスをした場合、表が7回、裏が3回になったとします。
この場合の割合は「表7:裏3」です。
ですが、コイントスを10000回やるとしたらどうでしょう。
そうすると、表が7000回、裏が3000回ってあまり考えられませんよね?
おそらく、表が5200回、裏が4800回のような感じになると思います。
このように、数が増えれば増えるほど、割合は平均化され、中央値に寄っていくのです。
トレードでも同じです。
トレード回数が増えれば増えるほど、勝率は50%に近づいていきます。
つまり、1万回2万回とトレードしないFXにおいて、勝率を求めることは無意味に等しいのです。
では、どこを追い求めれば、FXで勝つことができるのでしょうか?
それは「リスクリワード」です。
2-4,リスクリワードの考え
リスクリワードとは、利益確定の幅と損切り幅のことをいいます。
損失が1万円、利益も1万円なら
リスクリワード=1:1
損失が1万円、利益が2万円なら
リスクリワード=1:2
このリスクリワードを大きくすることで、たとえ勝率が低くても、資金を増やしていくことが可能なのです。
それをこれから説明していきます。
例1)
リスクリワード=1:1
損切り1万円、利確1万円
10回トレードした時に資金がプラスマイナス0になるのは、勝率が50%の時です。
なので、勝率は最低50%以上なくてはなりません。
10回のトレードで勝率が40%以下になってしまうと、利益4万円、損失6万円となり、収支結果は-2万円になります。
例2)
リスクリワードが1:2
損切り1万円、利確2万円
10回トレードした時に資金がプラスになるのは、勝率が40%以上の時です。
この場合は、利益が8万円、損失が6万円で+2万円になります。
もし勝率が30%になってしまった場合は、利益が6万円、損失が7万円となり収支結果は-1万円です。
例3)
リスクリワードが1:3
損切り1万円、利確3万円
10回トレードした時、資金がプラスになるのは勝率が25%の時です。
この場合、利益が9万円、損失が7万円で収支結果は+2万円です。
勝率が20%以下の場合は利益6万円、損失8万円となり、-2万円になってしまいます。
もうだいたいわかってきましたか?
資金を増やすために、勝率を上げることがいかに難しいか、理解できると思います。
ですので、勝率を高くすることに努力するのではなく、リスクリワードを高めることに注力したほうが資金を増やしやすくなるのです。
リスクリワードは、最低でも1:3は欲しいです。
なぜなら、勝率が25%を下回らない限り、総トレードで計算すると収支がプラスになるからです。
勝率25%は、達成不可能な数字ではないはずです。
勝率を25%以上で維持しながら、リスクリワードを1:4、1:5と
伸ばせるようになってくると、資金の増加効率もより良くなっていきます。
2-5,資金管理の考え
リスクリワードについて理解できたら、次は「資金管理」についても理解したいです。
第1章の「3つのM」でも説明した通り、この資金管理もめちゃくちゃ重要です。
ですが、資金管理のルールはいたってシンプルです。
これから僕がお伝えするルールを必ず守るようにしてください。
そうすれば、一発で資金を溶かして相場から退場することは絶対になくなるはずです。
それは
「1回のトレードの損失額を証拠金の5%に留める」
というルールです。
とてもシンプルですよね。
たとえば、あなたが使える証拠金が100万円スタートだったとします。
その場合、最初のトレードで許容できる損失額は100万円の5%である5万円ということになります。
「5%(5万円)の損失が大きくて精神的につらい」
という方は、3%などに下げてもかまいません。
大切なことは、
「1回のトレードの損失額を5%以内に留める」
ということです。
このルールだけは絶対に守ってください。
このルールさえ守れば、たとえ連敗したとしても、相場から一発退場することは絶対にありません。
そして、このルールを守ったうえで、リスクリワードを意識したトレードを行います。
1回のトレードの損失額を計算する方法は、エントリーポイントから損切りラインまでの
Pips幅を測って計算することができます。
たとえば、
ドル円
110.0で買いエントリー
109.9で損切り(-10Pipsで損切り)
110.3で利確(+30Pipsで利確)
というトレードを行う場合、損切りは-10Pipsなので、海外証券であれば5Lotでエントリーすることができます。
※5Lotで-10Pips逆行したらー5万円
このように、損切り幅をしっかりと決めたうえでエントリーをすれば、1回のトレードの損失額を知った状態でトレードをすることが可能です。
2-6,分割エントリーのメリットと実践手法
僕は普段、
「分割でエントリーすること」を推奨していますし、僕自身も分割でエントリーしています。
なぜ、分割エントリーがいいのか?
結論をいうと、「細かく分割で利確していくため」です。
そもそも利確というのは、実はとても難しいのです。
あなたも経験したことがあると思いますが、少しでも利益が出ると、すぐに利確してしまいたくなりませんか?
ただ、資金を増やしていくためには、本質的には利確をとにかく遅らせる必要があるのです。
何度もお伝えしていますが、
「損切りは小さく、利確は大きく」なのです。
利益を伸ばす手法やポイントは色々あるのですが、説明するとキリがないので、ここではまずは実践してほしい「分割エントリー」について説明していきます。
分割エントリーのメリットは、大きく2つあります。
<メリット①欲を抑えることができる>
FXは、自分の欲との闘いです。
損切りはなるべくしたくないし、利益は伸ばしたいのが本心です。
でも実際やってみるとうまくいかないですよね。
損切りはできず、利確は早くしてしまうのが、負けトレーダーです。
分割で利確することによって
「もっと利益を伸ばしたい」
という欲を抑えることができるのです。
<メリット②損小利大のトレードを実現できる>
「いやいや、損小利大って何度も言ってるけど、
実際やるとなると難しいんだよ!」
たしかに、おっしゃる通りです。
ですが、もう少しお付き合いください。
実際の具体的を用いながら、説明していきます。
これから説明することを理解できれば、なぜエントリーが9割になるのか、腑に落ちると思います。
まずは以下のチャートをご覧ください。
こちらのチャートは、2021年8月30日のEURAUD1時間足チャートです。
見てもらうとわかりますが、黒い点線でエントリーが発生しています。
そして、その後のチャートはどうなったかというと・・・
エントリー後、大きな下降トレンドが発生し、最大で+250Pipsほど伸ばすことができました。
このトレードだけで、+483万円も利益を取ることができました。
以下が実際の利益確定画像です。
気になる方は実際の過去チャートをたどって照らし合わせてみてください。
今回は、このトレードのような、
「分割エントリー&分割利確の手法」を解説していきます。
黒線でエントリーしてからしっかりと反発し、その後大きな下落をしていったのが分かると思います。
このエントリーの根拠は、「200日移動平均線」です。
※移動平均線については、以下の記事でみっちりと解説しています。
つまり、ここでのエントリー根拠は
「200日移動平均線にタッチしたら反発するから売ろう」と思って売ったわけです。
そして
「反発せずに上に動いてしまったらすぐに損切りしよう」
という考えになります。
エントリーのロジックについては、第3章で詳しく解説していきますが、
ここでは「分割エントリー」のやり方について説明していきます。
たとえばですが、
5Lotを5分割(1Lot×5回)でエントリーした場合、
1Lotを5回利確することになりますよね。
FXの本質は「損切りは小さく、利確は大きく」ですので、
トレードルールとして
「-20Pips逆行で損切り。+20Pipsで1ポジずつ利確し
ていく」
というルールを決めることにします。
このルールの場合の損失額はいくらになるか、わかりますか?
海外証券の場合、1Lotは10万通貨になりますので、
±10Pips動くと±1万円という計算になります。
ですので、5Lotで-20Pips動けば、
損失は-10万円という計算が出来ます。
さて、ここからは利確していった際の合計金額を計算していきます。
ルールは
「ポジションは1Lot×5回」
「20Pips伸びたらポジションを一つずつ利確していく」
です。
つまり、利確の目安は
20Pips、40Pips、60Pips、80Pips、100Pips
となります。
では、各利確の利益を計算していきます。
■1回目の利確
20Pips到達で20,000円利益確定。
(1つ目のポジションを決済)
■2回目の利確
40Pips到達で40,000円利益確定。
(2つ目のポジションを決済)
1つ目の利益を足して、
この時点で計60,000円の利益が確定。
さらにストップロスは建値に置いて、絶対に負けないトレードが完成する。
■3回目の利確
60Pips到達で60,000円利益確定。
3つ目のポジションを決済。
1つ目と2つ目の利益を足して、この時点で計120,000円の利益が確定。
■4回目の利確
80Pips到達で80,000円利益確定。
4つ目のポジションを決済。
さらに1・2・3つ目の利益を足して、この時点で計200,000円の利益が確定。
■5回目(最後)の利確
100Pips到達で100,000円利益確定。
5つ目のポジションを決済。
さらに1・2・3・4つ目の利益を足して、最終的に計300,000円の利益が確定。
つまり、まとめると以下のようになります。
どうですか?なんとなく理解できましたが?
完全に理解することは出来なかったとしても、
最適な位置でエントリーをして
分割エントリーをして分割利確をしていけば
損失を最小限に抑えられ
利益を最大限に伸ばすことができる
ということを、なんとなく理解できたと思います。
分割エントリーや分割利確は、実際にチャートと向き合って、実経験の中で伸ばせるスキルですので、まずはやり方を理解して、実践で使ってもらえればと思います。
3.FXで月収100万円稼ぐための「最強手法BEST3」
ついに第3章まで来ました。
ここまで、第1章では
「FXで勝つために重要な考え方」について、
第2章では「エントリーが9割の理由」について、
深く掘り下げて説明してきました。
そして、この第3章では、実際にFXで勝つための具体的なエントリーポイント(手法)の解説をしていきます。
この3つの手法については、画像付きでたっぷりじっくり解説したいので、別記事とさせていただきました!
メインコンテンツ:「FXはエントリーが9割」(この記事)
最強手法①:「水平ライン」
最強手法②:「移動平均線」
最強手法③:「三尊・逆三尊」
上記3つの手法は、僕自身が過去検証を重ね、勝てると確信した手法です。
また、実際に現在のトレードでもこの手法を使ってお金を稼いでいますので、この章を読み終えたら直後にでも、ぜひ手法を試してみてください。
おわりに
ここまで読んだ方は、
「え?こんなにシンプルな手法で勝てるの?」
と思ったはずです。
はい、勝ててしまいます。
本当にこの3つの手法をマスターするだけでFXで勝つことは可能なのです。
もし半信半疑でしたら、ぜひ過去チャートをさかのぼって過去検証をしてみてください。
水平ライン、200MA、三尊逆三尊。
これらはどのチャートでも出現しますし、過去検証をすればするほど確信に変わっていくはずです。
言われたことを素直に受け入れて、まずはつべこべ言わずに実践すること。
これは成功するうえで非常に大事なことです。
皆さんのFXは、まだ始まってもいません。
本記事で学んだことを実際に実行して始めて、あなたはお金を稼ぐことができるようになります。
ほとんどの人は、本を読んで満足してその後、行動に移しません。
割合で言ったら、全体の20%以下しか実践しないでしょう。
あなたが本記事を読んだ本来の目的はなんですか?
「FXで稼げるようになろう」と思ったからですよね?
本気でそう思っているのであれば、ぜひ今すぐチャートを開いて、今回学んだことを実際に使ってみてください。
「千里の道も一歩から」
行動した人だけが、相場で勝つことができます。
ぜひ、これから頑張っていきましょう!
それでは、あなたがFXで成功できることを願っています。
ヨシキ