「すぐFXを始めたいけど、審査はどのくらいの時間がかかる?」
「審査の基準や落ちる原因は?」
「審査に落ちた時はどうすればいい?」
こんにちは!FX歴6年のヨシキです!
今回は、FX口座開設時の「審査」について詳しく解説していきます。
審査に落ちる原因や落ちた時の対処法についても、FX歴6年の僕が分かりやすく紹介しているので、ぜひ最後まで読んでいってください!
- FX口座開設時の審査とは
- 審査基準
- 審査からFXを始めるまでの流れ
- 審査に落ちる原因
- 審査に落ちた時の対処法
FX口座開設の審査とは?
FXの口座開設時には、多くのFX会社や証券会社で審査があります。
この審査は、口座を利用することに適している人物か、記入情報に誤りが無いかなどの判断を中心に行われます。
そのため、FX会社の審査は、カード会社や銀行の審査のような信用情報を確認する厳密な審査とは異なり、あくまで内容を確認することが目的です。
口座開設申込では、以下のような情報を記入する必要があります。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
- メールアドレス
- 国籍
- 職業
- 年収
- 金融資産
- 投資資金
- 口座の使用用途
- 投資経験
記入した内容に誤りが無いか、
申し込み前に入念に確認するように心掛けましょう!
FX口座開設の審査基準
口座開設の審査基準は、FX会社や証券会社によって独自の基準が設定されており、具体的に公表されていない場合がほとんどです。
しかし、一部のFX会社で公開されている情報を参考に考えられる審査基準は、主に以下のような点になります。
- 年齢・職業が条件を満たしているか
- FX資金と資産のバランス
- 投資経験が十分か
当然ですが、それぞれの会社が設ける審査基準を満たさなかった場合、審査に落ちてしまう可能性があります。
それぞれの基準について解説するので、
自分が審査基準を満たしているか確認する際の参考にしてください!
年齢・職業が条件を満たしているか
FX口座の開設は、全ての会社で「18歳以上」と年齢制限が設けられています。
法律により、未成年のFX口座開設が禁止されているため、以前までは多くの会社で満20歳以上でなければ、審査を通れませんでした。
しかし、2022年4月1日に実施された民法改正により、成人年齢が18歳に引き下げられたため、ほとんどの会社は現在の開設条件を満18歳以上に変更しています。
学生でも口座開設できる可能性は十分にあります!
また、口座開設条件に年齢上限を設けている会社も多く、75歳までや80歳未満と会社によって設定している年齢はさまざまです。
▼年齢上限がある主なFX会社
- 松井証券:80歳未満
- DMM FX:75歳未満
- GMOクリック証券:80歳以下
自身が利用したい会社のHPなどであらかじめ確認することをおすすめします。
金融業の関係者は口座開設が禁止されている
さらに、FX取引における不正行為を防止するために、金融関係業務に従事している人の口座開設も法律により禁止されています。
FX収入による税金関係などによって、もしトレードしていることが勤務先にバレた場合、解雇処分になってしまう可能性があるため、絶対に止めましょう。
また、過去に金融業に勤めていても、現在は退職してる場合や違う業界に転職している場合は、口座開設が可能です。
現在金融業に勤めている人は、FXの勉強や資金を貯めておくなど、
FX取引できるようになった時のための準備をしておきましょう!
FX資金と資産のバランス
FX会社によっては、審査で保有資産に比べて投資資金が多くハイリスクでは無いか、資産に見合った余裕資金で取引を行うかを判断している場合も多くあります。
FXは、投資元本が保証されている投資商品ではないので、資金を失うリスクも低くはありません。
万が一、損失が出た場合でも生活に支障が出ないように、FX会社では余裕資金での取引を推奨しています。
余剰資金で取引しないと、メンタルも安定しないので危険ですね。
そのため、FX会社は申込者が資産をある程度保有しており、資産に見合った資金で取引を行えるかを審査します。
仮に、保有している資産に比べて投資資金が多い場合は、生活に支障をきたすため、審査に落ちる可能性が高いです。
審査では、開設申し込みの際に、記入する「予定投資資金」「保有している資産額」を参考に、基準を満たしているか判断されます。
そのため、資産に見合った予定投資資金額を記入することが重要です。
資産情報は、10万円単位などざっくりとした金額で記入するタイプが多いですよ。
投資経験が十分か
投資初心者の大きな損失を防ぐために、FX会社によっては、投資経験が少ない申込者の審査を落とす可能性があります。
投資経験があまりない状態で取引を行った場合も、資産を失う危険性が高いからです。
知識や経験が少ない状態だと、
やはり退場しやすい傾向がありますよね。
投資経験の記入は、資産情報と同様に自己申告制です。
投資経験の記入欄で噓をついた場合でも、資産情報のようにFX会社にバレることはありませんが、少しでも審査を通りやすくするためにも、正確な経験年数を記入することを推奨します。
審査からFXを始めるまでの流れ
口座開設の審査からFXを始めるまでの流れは、主に3つに分かれます。
申込手続き後に審査
口座開設の申込手続き後に、FX会社による審査が行われます。
申込手続きでは、以下のような情報の記入・提出が必要です。
主な記入情報や提出書類
- 氏名・年齢・電話番号・住所などの個人情報
- 現在勤めている職業の詳細
- 収入や保有資産額、投資資金などの財務情報
- 経験年数や利用目的などの投資に関する情報
- 本人確認書類(マイナンバーカードや免許証など)
申込手続きの際に記入した上記の情報を参考に審査が行われ、審査基準に満たしていれば、口座開設に進みます。
口座開設完了・口座情報送付
審査を無事通過して口座開設が完了すると、登録した住所にログインIDや初期パスワードなどの口座情報が送られてきます。
FX会社によっては、登録したメールアドレスに口座情報が送られてくる場合もあるので、申し込む際にあらかじめ会社のHPなどで確認しておきましょう。
また、何らかの原因で、他人に口座情報が流失した場合、口座が乗っ取られる危険性があります。
紛失や流失をしないためにも、
人の目に付かない場所で保管しておきましょう。
入金・取引
入手した口座情報をログイン画面に入力すれば、口座を利用することが可能です。
あとは口座に入金すれば取引できるので、最短で開設当日にFXを始められます。
多くのFX会社には、FX専用取引ツールやアプリが存在するので、提供される取引ツールを使って、さっそく取引を始めましょう!
それぞれの取引ツールによって、使いやすさや機能が異なるので、
積極的に利用して慣れていくことが大切です。
FX口座開設の審査にかかる時間
FX口座開設時の審査にかかる時間は、数時間~数週間などと会社によって大きく異なります。
すぐに取引を開始したい場合でも、審査が終わるまで待たなければいけません。
口座開設の申込する際は、あらかじめ審査にどのくらいの時間を要するかを確認しておくことがおすすめです。
DMM FXでは、申込みから口座開設まで最短即日で完了します。
その他にも、カスタマーサポートが手厚く、キャッシュバックキャンペーンが充実しているなど、FX初心者に優しい会社です。
下記の記事では、DMM FXの始め方を詳しく解説しているので
ぜひ参考にしてください!
FX口座開設の審査に落ちる原因
当然ですが、何かしらの原因で審査に落ちてしまう可能性もあります。
自分に落ちる原因が該当していないか、ぜひ確認してみてください。
収入・資産が基準に満たしていない
具体的な基準を公開している会社はあまり存在しませんが、会社によっては、収入・資産が基準に満たしていない場合、審査で落とされる可能性があります。
実際に、GMOクリック証券のFX専用口座の申込受付基準では
100万円以上の金融資産をお持ちであること(法人の場合、資本金または基本財産の額が100万円以上であること)
上記のように、保有資産に明確な基準を設けています。
FX会社のHPに資産の基準が記載されていないか確認してから申し込んでも良いかもしれませんね。
家族の扶養に入っている
扶養に入っている場合、FX会社には安定した収入が無いと判断されるため、審査で落とされる可能性がゼロではありません。
扶養に入っていても、ある程度の金融資産を保有している場合は、審査に通過する可能性が高いです。
FXを始めたい人で、扶養に入っている場合は、数十万程度の資金を貯めてから申し込みするのをおすすめします。
初心者の間は、少額資金で取引すると、退場するリスクも高いです。
申込内容に間違いがある
申込内容に明らかな間違いがある場合や疑わしい矛盾が起きている場合は、審査に落とされる可能性が高いです。
会社側が調べれば分かるような事柄
- 勤務先の電話番号が正式なものと異なっている
- 自宅の住所の表記が間違っているなど、が挙げられます。
資産関係
- 職業と年収が明らかに釣り合っていない場合
- 年齢と投資経験年数に矛盾が生じている場合
資産関係などの審査基準は満たしていても、住所などの表記が間違っていると、口座情報が家に送れないと判断され、審査を通過することはできません。
記入の際は、間違いや矛盾が無いか、入念に確認しましょう。
FX口座開設の審査に関するQ&A
FX口座開設の審査について、よく見かける疑問や僕がされたことのある質問をまとめました!
審査基準がゆるい会社はある?
FX口座開設時の審査基準は、会社ごとにそれぞれ独自の基準を設定しているため、条件がゆるい会社も存在するかもしれません。
しかし、審査基準を公開している会社はほとんど無く、比較する情報も少ないため、明確に審査基準がゆるいと言える会社はないでしょう。
一部ですが、FX会社の中には、申込受付・口座開設条件を公開している会社もあります。
基本的な審査基準はどの会社も似たようなレベルであると考えられるため、公開されている条件を満たしていれば、他の会社でも審査に通る可能性が高いです。
GMOクリック証券やDMM FXでは口座開設条件を公開しています。
口座開設の審査に通るか不安な人は、
自分が基準を満たしているか確認してみてください。
口座開設時の審査を行うと勤務先にばれる?
クレジットカードやローンの審査と異なり、FX口座開設時や実際に取引している時などに、FX会社側から勤務先に連絡することはありません。
開設申込の際に、勤務先の詳細について記入する場合がありますが、これはあくまでFX会社が申込者の年収や資産などを把握しておきたいといった目的です。
勤務先にFX口座の開設がバレる可能性は極めて低いため、安心して副業でFXができます。
私も会社に内緒で副業でFXをやってますが、バレたことは無いですよ。
税金関係で勤務先にバレる可能性はある
FXで収入あった場合は、確定申告を行う必要があり、申告した内容によって翌年の住民税が決定します。
勤務先は、社員の年収から翌年の住民税額を把握しているため、FXの収入によって住民税が増えた場合、バレてしまう可能性が高いです。
会社にバレないためには、FX収入分の住民税の納付方法を変える必要があります。
▼住民税の納付方法
- 普通徴収:自分で直接納付する
- 特別徴収:会社が給料から住民税分を天引きして、代わりに収める
FX収入分の住民税の納付方法を、普通徴収に選択すれば、給料分の住民税だけ特別徴収されるため、バレる可能性はありません。
税金でバレる可能性があるのは、住民税だけなので、納付方法に気を付けて確定申告を行いましょう。
複数会社で口座開設できる?
結論として、複数会社で口座開設することは禁止されてません。
そのため、同時に異なる会社で口座を開設することも可能です。
異なる会社で口座を複数持つことで得られるメリットは、手法によって口座を分けることが可能で、リスクを分散できる点です。
手法によって口座を分けることにより、資金を管理しやすく、一度の大損で退場するリスクを無くせるため、初心者の人には特におすすめになります。
同じ会社では複数口座を持てないので、注意してください!
FX口座開設の審査に落ちた時の対処法
FX口座開設の審査に一度落ちたからといって、今後ずっとFX口座を開設できない訳ではありません。
以下のような対処法を使用することで、次回の審査を通過できる可能性があります。
- 違う会社で口座開設する
- 内容に間違いが無いか確認して再度申し込んでみる
- 株式や債券など低リスク投資で経験を積む
違う会社で口座開設する
口座開設時の審査基準は、会社ごとに異なります。
申し込む会社によっては審査基準を満たしている可能性もあるため、特にFX会社にこだわりが無い人は、違う会社に申し込んでみましょう!
違う会社でも口座開設できなかった場合は、まず一部公開されている審査基準を参考に、貯金を貯めるなど、基準を満たすように行動していきましょう!
内容に間違いが無いか確認して再度申し込んでみる
単純に審査水準を満たしていない場合もありますが、記入内容に不備があったと感じた人は、内容を確認してから再度申し込んでみましょう。
また、提出書類に不備があった可能性も考えられます。
受理される提出書類の種類は、いくつか用意されているので、再度申し込む際は、違う書類で提出してみるのもおすすめです。
ただし、すでに同じFX会社で口座開設している場合は、何度申し込んでも審査に通ることは無いので、注意してください。
会社によっては、審査に落ちた際に記入内容の不備を伝えてくれる場合もあります。
株式や債券など低リスク投資で経験を積む
会社によっては、投資経験が少ないことが原因で、審査に落ちる場合もあります。
そのため、レバレッジが低く、リスクが少ない株式や債券で投資経験を積んでから、再度FX口座開設を申し込むと、審査に通過する可能性が高いです。
ただし、一つ目の会社で、投資経験が少ないため審査に落ちた場合でも、他の会社では審査に通る場合も十分にあります。
もし、一社目の審査に落ちた人で、投資経験が少なくても、すぐにFXを始めたい場合は、一度違うFX会社に申し込んでみるのも良いかもしれません。
まとめ
FX口座開設時の審査は、数時間~数週間で行われ、申込者にFXの適性があるか、記入情報に誤りが無いかを確認することが目的です。
審査基準は、会社によって異なりますが、主に年齢や職業、資産や投資経験など様々な要素に設けられています。
審査基準に満たさなかった場合や記入内容に明確な誤りがあった場合は、審査に落ちる可能性が高いです。
もし審査落ちた場合は、以下の方法で対処することで、次回の審査が通る可能性が上がります。
- 違う会社で口座開設する
- 内容に間違いが無いか確認して再度申し込んでみる
- 株式や債券など低リスク投資で経験を積む
誰にでも口座開設できる可能性はあるので、
ぜひ一度開設申込してみてください!
以下の記事では、FXの始め方と必要なものについて解説しています。