「FX始めてみたけど、全然勝てないじゃん…」
「FXって、負ける仕組みになってるんじゃない?」
FXは、仕組みさえ理解すれば勝てます。
こんにちは、副業トレーダーのヨシキです。
FXで負ける人のほとんどが、なぜ負けるのか、その仕組みを理解していません。
本記事では、
- FXで負ける仕組み
- FXで負けやすい人の4つの特徴
- FXで勝つシンプルな方法
などについて、副業FXで月100万円稼ぐ僕がわかりやすく解説します。
今日の記事で「負ける仕組み」を理解してもらえれば、月5~10万円は安定して勝てるようになるはずです!
副業であれば、立派な成功ですよね!サクッと勝って、家族や友達に自慢しちゃいましょう!(もちろん、会社には内緒で)
超基本!FXで負けるのはたった2パターン
少しずつ深掘りしていくために、まずは大前提として「FXで負ける2パターン」についてお話します。
FXで負けるのは、
- 高く買って安く売る
- 安く売って高く買い戻す
これだけです。
そもそもFXの利益や損失の仕組みはこうです。
各通貨の需要と供給で価格が常に動いており、売買するタイミングによって決まる。
たとえば、1ドル100円の時にドルを買い、1ドル90円になったときに売れば10円の損失。
FXは売り買いどちらからでも入れますが、相場が自分の思惑と反対に動くときが負ける時ということです。
では、価格が動く要因は何か?
買いたい人が多ければ価格は上昇し、売りたい人が多ければ価格は下落する。
これだけです。
この「需要と供給」を決めるのが、政治や経済、金融政策、地政学的リスクなどです。
政治や経済を読むのは大変ですが、それに応じて変動する「需要と供給」はチャートで読めます。これが実際に副業で稼ぐ僕の持論です。
FXで大きく負けたときの仕組み
少し負けるくらいなら、またすぐに取り返せますが、急な価格変動で大きく負けてしまった場合、強制ロスカットや追証などのシステムが発生します。
ちなみに『国内FX』と『海外FX』で、大きく負けた時の対応が異なります。
国内FX | 強制ロスカット 追証 |
強制ロスカットが間に合わない場合、有効証拠金以上の損失を負う場合がある。 |
---|---|---|
海外FX | ゼロカットシステム | 有効証拠金を上回る損失が発生した場合、FX業者が負担してくれる。 |
強制ロスカットが間に合わず証拠金が不足した場合、マイナス分を国内FX業者に支払うのですが、それを「追証(おいしょう)」と言います。
海外FXではこの追証のリスクを防ぐために、多くの海外FXが「ゼロカットシステム」を採用しています。
つまり、FX業者がマイナスを負担してくれるってことです。
とは言え、しっかりルールさえ守れば、ここまで大きく負けることはほぼありません。
では、FXでよく負ける人の特徴と、負けないようにするにはどうしたらよいかを解説していきます。
負ける人の特徴①損切りができない
FXで負ける理由で1番といってもよいのが、「損切り」ができないことです。
「損切り」は、負けを最小限にとどめてくれる大事なテクニックです。
いくら稼いでいる人でも勝ち続けることはありませんので、どれだけ損切りできるかが勝敗を大きく左右することになります。
損切りができない最大の理由
人は確率による期待値以上に「損失を極力回避しよう」と行動する傾向があるんですよね。
これはプロスペクト理論と呼ばれる実証された理論です。
1.お金をもらえるケース
A: 100万円が無条件でもらえる
B: コインを投げ、表なら200万円がもらえる。裏ならもらえない。
2.借金200万円あるケース
A:無条件で借金100万円が減る。
B:コインが表なら借金全額免除、裏なら借金はそのまま。
多くの人が1.ではAを選択し、2.ではBを選択するんですよ。
これがいわゆる、負けトレーダーの特徴である『損大利小』です。
逆に勝っているトレーダーの多くが『損小利大』の取引を行っています。
感覚で取引をすると負けるということを知ってるんですね。
僕が常にトレードで意識しているのも、損切りは小さく、利確は大きくする『損小利大』のトレードです。
損切り対策①2%ルール
損切りが出来ない人に有効な対策はこの2つです。
- 許容損失額を先に決める
- 注文方法を工夫する
1点目は、エントリーの段階で事前に自分が許容できる最大損失額を決めておくということです。
例えば、証拠金100万円で1回のトレード許容損失額を2%、つまり2万円とするといった具合です。
最大損失を証拠金の2%に抑える資金管理法は、「2%ルール」と呼ばれ、多くの投資本の名著にも記載されている管理方法です。
損切り対策②逆指値で損切りを自動化
2点目は「逆指値」の注文方法を使用することで、損切りを自動的に実行することです。
逆指値は、「高くなったら買う」「低くなったら売る」という注文方法です。
すでに外貨を保有しているのであれば、「低くなったら売る」という注文を事前に設定しておくことで、想定と逆の動きをしても強制的に取引を終了することができます。
損切りをするには「逆指値」を利用することが非常に重要です。
負ける人の特徴②資金管理を無視したハイレバレッジ
資金管理を無視したハイレバレッジで取引を行なっている人も危険です。
レバレッジとは、少ない自己資金で5倍~1000倍の取引が出来る仕組みです。
例えば、10万円の資金でも10倍のレバレッジを利用すると、100万円の取引が可能になります。
ハイレバレッジが危険な理由
ハイレバレッジが危険なのは、強制ロスカットが発生しやすいからです。
レバレッジ100倍であれば、保証金10万円で1000万円分の通貨を買うこともできますが、990万通貨になった時点で手持ちの10万円が0円になります。
ほんの一瞬、価格がゆれ動いただけで強制ロスカットになるので、その後価格が伸びる可能性があったとしても、すべて無駄になるということです。
ハイレバレッジは、莫大な余裕資金のある方の特権です。
僕はハイレバレッジを使わなくても、安定して月100万円は勝てていますよ。
実際の失敗談がこちら。
「少ない額をかけはじめ、負けた額が膨らむにつれより大きな金額をかけるようになった」https://x.com/SiriusCM/status/1774246435225289063
「最初にレバレッジ100倍にして5万くらいがっつり負けました」https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10295177085?__ysp=RljjgIDjg6zjg5Djg6zjg4PjgrjjgIDosqDjgZHjgb7jgZfjgZ8%3D
資金管理のルール①適正ロット数を決めておく
レバレッジのルールで一番大切なのは、適正ロット数を事前に決めておくことです。
例えば、証拠金100万円で1回のトレード許容損失額を2%、2万円とします。
仮に損切り幅を20銭(0.2 円)とすれば、適正ロット数は10万通貨(2万円÷0.2= 10万)と決めることができます。
資金管理のルール②小ロットの低レバレッジ取引
特に初心者はFXを続けることを目標に「経験を積む」ことが大切です。
- 小ロットで取引出来るFX業者
- レバレッジ倍率を自由に設定できるFX業者
このようなFX業者を選ぶことをおすすめします。
例えば、松井証券のFX口座は最小で1通貨からの取引が可能です。
松井証券FXでは、最大レバレッジを1倍、5倍、10倍、25倍の4段階から好みに合わせて選ぶことが出来ます。
自分に合ったレバレッジを選択することで、初心者の方でもリスクを抑えながらの取引が可能です。
負ける人の特徴③ポジポジ病になっている
ポジポジ病とは、常にポジションを持っていないと落ち着かない、ポジションを持っていないと不安になるトレーダーの心理状態です。
ポジポジ病が治りません! fxでトレードをしているのですが、負け続けてどうしても損した金額を取り戻したい思いが強く、仕事の休憩中でもチャートを見てトレードしてしまい結局、負けてしまいます。ポジポジ病が治りません!fxでトレードをしているのですが、負け続けてどうしても… – Yahoo!知恵袋
FXでポジポジ病が治りません。 また負けたらハイレバして資金を溶かしての繰り返しです。 金銭感覚もバグってきました。 リアルに悩んでます。助けてほしいです。FXでポジポジ病が治りません。また負けたら… – Yahoo!知恵袋
ポジポジ病は「もったいない」
ポジションをたくさん保有するということは、たくさんの取引をするということです。
- 自分のルール以外でのエントリーが増える
- 取引手数料やスプレッドの影響が大きくなる
つまり、たくさん取引をするポジポジ病は負けるリスクを増やすだけでなく、手数料などの損失も多くなるもったいない手法と言えます。
ポジポジ病の対処法
不要なポジションを持たないように、以下の2つを意識しましょう。
- 売買ルールを必ず守る
- スプレッド幅の違いを知る
勝っているトレーダーは、トータルでプラスになるような優位性のある売買ルールを確立し、決めた通りルールで淡々と取引を行っています。
また取引する通貨ペアに関しても、初心者ほどを通貨ペアを絞らない傾向があります。
それぞれの通貨毎の特徴を知らずに取引をすると負けに繋がる可能性が高くなります。
- 1日の取引回数を決める(例:1日3回まで)
- 毎回同じ時間帯で取引する(例:東京時間のみ)
- 通貨ペアを絞る(例:ドル円のみ)
- 自分の得意な手法のみで取引(例:水平ラインと移動平均線のみ利用)
僕もルールを決めてそれを守っており、1日トレードしないこともあります。
それがトレードの勝率が安定している理由です。
通貨ペアは、ドル円やユーロドルなどは取引量も多く、比較的安定しているため、初心者にもおすすめです。
一方、トルコリラや南アフリカランドなどは高金利通貨ですが、情勢も不安定で値動きも激しく、初心者には難しいと思います;
例えば、市場の流動性が低い時間帯(市場参加者が少ない時間帯)ではスプレッドの拡大や、急な価格変動などのリスクも生じます。
また、ニューヨークの取引時間帯では、激しい値動きに繋がる傾向があります。
負ける人の特徴④勉強不足
僕の経験上、FXは勉強すれば勝てます。
初心者でも、上級者に勝つチャンスが十分にあるということです。
トレーダーの◯%が6ヶ月で撤退!?
勉強せずにFXをするのは、お金をドブに捨てるようなものですね。
オリバーベレスとグレップカプラの名著「デイトレード」に、こんな名言があります。
マーケットでトレーディングをすることで生計を立てようとするものの8割以上は6ヶ月以内に失敗する。その多くが知識が欠如していると言う単純な事実によって失敗している。
多くのトレーダーが短期間でマーケットから退場しており、知識不足がその要因の1つであることは間違いありません。
FXの勉強法
- FXの基礎知識を身に付ける
- 過去データの検証
- リアルトレード(初心者はデモトレード、少額トレードから)
- ニュースで社会情勢を知る
FXを開始するにあたり、これだけは絶対に覚えていてほしい基礎知識や用語があります。最初は聞きなれない用語に戸惑うかもしれませんが、忘れてしまったりしても何度か読み返しているうちに理解できるようになるでしょう。FXのおすすめ勉強法!初心者が始めるときの3つのSTEPとは?|みんなのFX (min-fx.jp)
FXの基礎知識として、例えばチャートを読むための勉強が必要になります。
- ローソク足
- 移動平均線
- ダウ理論
- エリオット波動
- フィボナッチ・リトレースメント
こういったチャート理論とあわせて、ダブル・トップなどの代表的なチャートパターンも覚えておくのが良いですね。
人に説明できるレベルまで理解すれば、勝ちトレーダーに近づけますよ!
あと、過去データを検証して、勝てるパターンを学ぶことも重要です。
たとえば、
- 取引の日付
- 通貨ペア
- エントリー根拠
- 利確、損切りの根拠
- リスクリワード比(損失と利益の比率)
これらはエクセルなどにまとめてデータを視覚化しておけば、自分のトレードの改善点が浮き彫りになってきます。
過去データを検討、分析方法のブラッシュアップ、取引方法の改善、次の取引のエントリーと繰り返すことで、自信の持てる取引ルールが確立されてきます。
FXの勉強に終わりはありません。
知識のアップデートを日々行うことも重要です。
負けないためにはルールを守ること
FXで負けないポイントは、
- 損切り
- ハイレバレッジ
- ポジポジ病
- 勉強不足
この4つの要因に対して対策することです。
自分なりの取引ルールを確立し、学び続けましょう。