「FXで破産する人もいるって聞くけどやって大丈夫なのかな?」
こんな疑問を持ってはいませんか?
こんにちは、FX歴6年のヨシキです。
僕は長くFXの世界にいますが、FXで破産する人をたくさん見てきました。
僕自身も、FXを始めたばかりの頃は破産の恐怖に怯えていました。
そこで実際にFXで破産した人はどういう人なのか、ブログやSNSなどを徹底的に調査してみると、ある特徴的な共通点が分かったので共有したいと思います!
- FXで破産する人の特徴
- FXで破産しないための対策
- 破産しにくいおすすめのFX会社
FXで破産してしまう人の3つの特徴
FXで破産する人には、以下のような共通の特徴がありました。
- 都合の悪い事実を認めない(損切りができない)
- ギャンブル好き(高レバレッジで取引してしまう)
- 感情的になりがち(取引ルールが守れない)
FXで破産する人の特徴を知ることで、対策や注意することがわかるため、逆にFXで破産しにくくなりますね。
都合の悪い事実を認めない(損切りができない)
損切りとは、損が出たとき損失がさらに大きくなる前に決済することです。
例えば米ドル/円の取引をするとします。
1ドル=130円で米ドルを買った場合、そこから為替が動いて1ドル=120円になると10円分損をします。
120円で損切りをすれば損失は10円ですが、そのまま何もしないとずるずると1ドル=100円まで下がって30円損をするかもしれません。
人間は損をすることを本能的に嫌います。
自分にとって都合の悪いことを認めない人は、「もう少し待っていたら戻るかもしれない」と考えて損切りできず、さらに含み損が増え、一気に資金が無くなってしまいます。
実際に僕が調べた感じでも「強制ロスカットにならないように、証拠金が減るとどんどん入金してしまう…。」というのが、FXで借金してしまうもっとも多い例でした。
早めに損失を限定することは、最終的な損失を減らすことにもつながりますよ。
ギャンブル好き(高レバレッジで取引してしまう)
運が勝敗を決めるギャンブルが好きな人は、一攫千金を狙って大きな金額で失敗してしまう可能性が高いです。
FXでいえば、知識もなく高いレバレッジで勝負をすることですね。
レバレッジとは、少ない資金で大きな金額の取引をすることです。
高いレバレッジで取引をすると、大きな利益をとれることもありますが、逆に大きな損失になる可能性もあります。
FXもビギナーズラックでたまたま勝てることがありますが、勝てると勘違いして高いレバレッジで勝負したら大損失した…というエピソードも多くありました。
・「少ない額をかけはじめ、負けた額が膨らむにつれより大きな金額をかけるようになった」https://x.com/SiriusCM/status/1774246435225289063
・「今日一日でドル円のFXで死んだ人多そうだなぁ。 その分誰かが儲かっているんだけども。 読みが外れたらレバレッジで借金地獄行きだよねぇ。」https://x.com/TamFuun/status/1784893846327013840
FXをギャンブルと勘違いしているうちは勝てる可能性が低いので、こちらの記事でしっかりと「投資」としての知識を身に付けることをおススメします!
感情的になりがち(取引ルールが守れない)
感情的になる人は以下のようなギャンブル的なトレードが増え、結果的に負け取引が多くなります。
- 今日は勝つまでやめない
- さっき損失した分を取り戻したいから金額を増やそう
FXで勝つには自分で決めたルールを破らないことがとても大切です。ルールを守ることで勝ち取引を増やし、負ける時も損失を小さくできるからです。とくに
- エントリーポイント
- 損切り
などのルールはすごく大事です。もちろん始めたばかりの頃はルールがなく、なんとなく取引を始めて失敗することも多いと思いますが、そこで反省し、MYルールを作っていくことが大切なのです。
FXのMYルールは、自分の性格や生活スタイルなどで決めていけば良いですが、初心者の方はこちらの記事を参考にしてみてください。
FXで破産しないための対策と心構え
FXで破産する人の特徴をみていると、FXで破産しないために重要なのは、「きちんと資金管理すること」という事がわかりますね。
資金管理にもいろいろありますが、こちらの記事でも解説しているFXで稼いでいる人の資金管理方法を紹介します。
- 余裕資金で取引する
- 取引ルールをきちんと守る
- ゆっくり稼ぐことを意識する
余裕資金で取引する
FXは余裕資金で行い、借金してまでお金を準備するのは絶対にやめましょう。
必要資金と余裕資金を分けるようにして、余裕資金を投資に回しましょう。
こうすることで、投資可能な資金がいくらなのか目安がつけます。
1回のトレードで投資できる金額を決めるのも大切ですよ。
取引ルールをきちんと守る
取引ルールを守らなかったり、そもそも自分のルールをもっていなかったりすると、負ける可能性はグンと高くなります。取引ルールとして以下のようなルールを決めておきましょう。
- 資金の〇%で損切りする
- 適正な取引量を事前に計算する
- 自動的に損切りされるように注文を入れておく
例えば、証拠金を10万円とした具体的なルールは以下のとおりです。
まず、1回の取引での損切り額の目安を決める。
(例:1回の損失上限は2,000円(2%)を目安にする。)
次に資金と通貨から取引量とレバレッジを確認する。
(例:1米ドル=100円とすると、1000通貨でレバレッジは1倍)
2000円の損失を目安とすれば、1米ドル=98円で損切り注文をしておく。
1米ドル=100円、証拠金を10万円とすると、レバレッジは以下のようになります。
ロット | 1,000通貨 | 5,000通貨 | 10,000通貨 |
---|---|---|---|
レバレッジ | 1倍 | 5倍 | 10倍 |
米ドル/円の変動幅によっての損益はこのようになります。
変動幅 | 1,000通貨 | 10,000通貨 |
---|---|---|
0.01円 | 10円 | 100円 |
0.1円 | 100円 | 1,000円 |
1円 | 1,000円 | 10,000円 |
これを徹底するだけでも、
- 損切りができない
- 高レバレッジでの取引になる
- 取引ルールがない
という負けトレーダーにありがちな失敗の対策になりますね。
習得すべき知識や手法もたくさんありますが、それよりもまずは資金管理です。
これさえ徹底できていれば、FXで借金してしまうことはまず無いでしょう。
ゆっくり稼ぐことを意識する
FXをやる理由の多くが「お金が欲しいから」だと思います。もちろん私もそうでした。将来を不安に感じ、お金が欲しいと考えている人はたくさんいると思います。
しかし「今すぐにお金が欲しい!」と焦れば焦ほど感情的になってしまい、上記で解説したようなFXで破産する人と同じ思考になってしまいます。
ちなみに国税庁の調査では、日本の平均給与は443万円だそうです。(令和3年)
1年間働いてもらえるお金が約400万円なので、FXを始めていきなり何百万円も稼げるほど簡単ではありません。
仕事でも勉強でも、努力なしで成功している人はいませんよね?FXも同じです。
逆説的ですが、お金にとらわれないことがFX上達の第一歩です。
「ゆっくり稼ぐ」
これを常に意識して下さい。
破産を防ぐためのおすすめのFX業者は「松井証券」
取引手数料 スプレッドのみ 取扱通貨ペア数 20通貨 最小取引単位 1通貨 取引ツール 松井証券 FXアプリ 入金手段 クイック入金・銀行振込 レバレッジ 最大25倍 スプレッド 米ドル/円:0.2銭~1.6銭
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「MATSUI FX」では1通貨単位から取引が可能なので、最も少額からFXを始めることができ、スプレッドの狭さも最高水準でコストを抑えて取引することができます。破産しないことを重視するなら、FX業者を選ぶときには以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 少ない資金で取引できる
- スプレッドが狭い
FX会社では最低取引通貨量をそれぞれ決めています。
1,000通貨や10,000通貨が一般的ですが、松井証券のように1通貨から取引できるところもあります。
最低取引量が少ないほど必要な資金(証拠金)も少なくなります。
取引通貨量 | レバレッジ1倍 | レバレッジ25倍 |
---|---|---|
1通貨 | 100円 | 4円 |
1,000通貨 | 100,000円 | 4,000円 |
10,000通貨 | 1,000,000円 | 40,000円 |
国内FX会社の最大レバレッジは25倍ですので、通貨量が1通貨だと、4円から取引が始められるということになりますね。
もちろん、余裕を持った証拠金で取引しましょう。
少額での取引は、その分勝ち額も負け額も少なく物足りないかもしれません。
しかし先ほど説明したとおり、初めはゆっくり稼ぐことを意識したほうがよいので、大きな取引をするのはFXが上達してからにしましょう。
スプレッドとは、取引を注文した瞬間に支払う手数料のようなものです。
例えば、下の図では1米ドル112円でも買いのレートと売りのレートが0.00この0.01円がスプレッドという手数料であり、FX会社の儲けです。
初心者に限らず、FX取引をするうえでスプレッドが狭いほうが当然お得です。
スプレッドが狭く、少額から取引できる松井証券「MATSUI FX」はFXで破産したくない人にピッタリですね。
こちらの記事で他にも証券会社を紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
FXで破産する確率は低い
FXは最終的に追証(おいしょう)が払えなくなり、借金を積み重ねると自己破産が見えてきます。
追証とは追加保証金の略で、証拠金がある割合以上減少した場合に、追加で入金しないといけなくなるお金。
ただ、ルールさえ守れば投資金額以上に損失が出る可能性は非常に低いです。
FXで破産する人には、次のような特徴があるので注意しましょう。
- 都合の悪い事実を認めない(損切りができない)
- ギャンブル好き(高レバレッジで取引してしまう)
- 感情的になりがち(取引ルールが守れない)
こうならないために、この3つを意識してみてください。
- 余裕資金で取引する
- 取引ルールをきちんと守る
- ゆっくり稼ぐことを意識する
破産しないためには、資金管理や損切りなど「守りのルール」を徹底することが重要です。
勝つための、攻めの手法も知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。