今日の記事は、こんな人向け↓↓
- FXの手数料っていろいろありすぎてよくわからない
- FXGTの手数料ってぜんぶでいくらかかるのか知りたい
- FXにかかる手数料はできるだけ安くしたい
こんにちは!FX歴6年のヨシキです!
FXGTを使ってみようとするにあたって、様々な手数料があることに気づきました。
振込手数料、スプレッド、取引手数料、口座維持手数料…
たくさん種類がありすぎて、混乱してしまいます…。
混乱してる隙に多額の手数料をかすめ取る作戦なのでは??と疑いたくもなりますね。
もうとにかく!細かい事はいいから結局、全部でいくらかかるのか教えてくれよ!!!
そう思いませんか?
じれったいのが大嫌いな僕はそう思ってしまったわけです(笑)
そんなわけで、実際にFXGTで口座開設から出金までどれだけお金がかかるのか実際にやってみて調査してみることにしました!
- FXGTでかかる手数料の具体例
- FXGTでの手数料節約方法
- FXGTでの手数料が一番おトクになるオススメ口座
FX取引には手数料が色々かかる
そんなわけで、そもそもFXGTに限らず、国内海外問わず、FX取引には手数料がつきものです。
FX取引における代表的な手数料の種類だけでもざっとこれぐらいはあります。
手数料種類 | 説明 |
口座開設手数料 | 口座を開設する際に必要となる手数料(最低入金額の場合もあり) |
口座維持手数料 | 開設した口座を維持するのに必要な手数料 |
入金手数料 | FX業者に入金を行う際に必要な手数料 |
出金手数料 | FX業者から出金を行う際に必要な手数料 |
スプレッド | FX取引をする際にエントリーするポイントからの価格差で取られる手数料 |
取引手数料 | FX取引をする際にエントリーごとに取られる手数料 |
マイナススワップポイント | ポジションを保有していると一定期間ごとに取られる手数料 |
両替手数料 | 法定通貨を別の通貨に、あるいは仮想通貨に両替する時の手数料 |
振込手数料 | 銀行などからFX業者に振り込みをする際にかかる手数料 |
リフティングチャージ | 海外送金の際にかかる手数料 |
決済手数料 | 決済業者などでかかる出金等の手数料 |
ただでさえ損失を被る可能性の高いFXですから、手数料がそこに被さってくるとなるとかなりキツいものがあります。
しかも、FX取引の損失と違い、手数料はなにかする度に必ず損失となるランニングコストとなるわけですから、僕としてはできる限り抑えたいわけなんです。
上のように一覧にしてみると、こんなに手数料がかかってしまったのでは手元に何も残らないのではないかと不安になるほどですよね。
もちろん、これら全ての手数料が適用されるというFX業者はあまりないです。
むしろ最近は、入金手数料・出金手数料・口座開設手数料などは無料の業者が多くなってきている傾向にあります。
とはいえ、どこの業者も多かれ少なかれ我々から手数料という形で資金を奪い取っていくのも事実…。
では、いったいFXGTではどのような手数料がいくらかかるのか見てみましょう。
手数料種類 | FXGTの場合 |
口座開設手数料 | なし |
口座維持手数料 | 90日間、取引や入出金がないと毎月10ドル |
入金手数料 | なし |
出金手数料 | なし |
スプレッド | あり(ECN口座の場合はほぼなし) |
取引手数料 | ECN口座のみ、1ロットごとに3ドル |
マイナススワップポイント | あり |
FXGT内でかかる手数料はこの通りです。
FXGTの公式にある手数料表記もこうなっていますね。
あれ?手数料ぜんぜんかからないじゃん!と思いませんか?
たしかに入金手数料・出金手数料・口座開設手数料など無料になっています。
しかし、実際にやり始めると、いろいろなところで少しずつ手数料が取られることに気づきました。
結局どこのサイトもこんな表ばかりで実際いくらかかるのかよくわからないよ!!!ってことで、実際にシミュレーションして調べてみます。
口座開設から出金までをシミュレーションしてみた
では、実際のシュミレーションです。
以下のような条件で取引を行いたいと思います。
-
- スタンダード+口座を開設
- 入金額は10,000円
- 取引通貨ペアはドル円
- 日をまたぐスイングトレード
口座開設の際の本人確認書類発行にお金がかかる場合も
まずは口座開設手続きからです。
前述の通り、口座開設手数料はかかりません。(開設だけならメールアドレスの認証のみでできます。)
しかし、取引をするためには本人確認が必要です。
そのときに必要な本人確認書類は以下のとおりです。
本人確認書類 | 運転免許証 マイナンバーカード 在留カード パスポート |
現住所確認書類 | 公共料金の請求書(発行から3ヶ月以内) クレジットカードの請求書・利用明細書(発行から3ヶ月以内) 住民票・政府関連書類(発行から6ヶ月以内) 納税通知書 |
本人確認書類と現住所確認書類をそれぞれ1点づつ提出する必要があるのですが、、、
持っていない場合は作らなければならないため、まずここで手数料がかかります。
それぞれの作成にかかる手数料はおおむね次の通り。
種類 | 手数料 | |
本人確認書類 | 運転免許証 | 免許取得からだと数万~ |
マイナンバーカード | 初回作成は無料 | |
在留カード | 4,000円~ | |
パスポート | 9,000円~ | |
現住所確認書類 | 公共料金の請求書 | 再発行は100円程度~ |
クレジットカードの請求書・利用明細書 | 再発行は100円程度~ | |
住民票・政府関連書類 | 300円~ | |
納税通知書 |
400円~ |
場合によっては本人確認だけでもそこそこの費用がかかりますね。
僕の場合は、本人確認はマイナンバーカード・現住所確認に住民票の発行を使用したので300円かかりました。
住民票発行手数料 | 300円 |
FXGTからは入金手数料をとられないが、決済会社で手数料がかかる
口座の開設が完了しましたが、取引をするためには口座にお金を入れなければ出来ません。
FXGTが入金の際に手数料を取ることはありません。
しかし!ここで注意すべき落とし穴があります。
決済方法によって、決済会社側でかかる手数料が発生する場合があるのです。
例えば、銀行振込の際にかかる振込手数料などですね!
これが意外とややこしくて、場合によっては入金して何もせず出金しただけで資金がだいぶ減ってしまう、なんてことになりかねないのです。
それだけでなく、決済方法ごとにFXGT側が設定している最低入金額があるなど、入金するだけでも必要資金がバラバラで分かりづらくなっています。
ちょっとだんだんわけがわからなくなってきたので、一旦表にしてみます。
送金・振込手数料 | 開設手数料 | 決済方法側への入金手数料 | FXGT側への最低入金額 | その他入金時かかる手数料 | 合計でかかる手数料 | 合計で必要な最低入金額 | |
銀行送金 | 銀行によるが0~200円以上 | 基本なし | 基本なし | 15,000円~ | リフティングチャージ(2,000円~) | 0~ | 15,000円~ |
クレジットカード | 基本なし | 基本なし | なし | 5,000円~ | なし | なし | 5,000円~ |
bitwallet | 100円~ | なし | 入金額の8%~ | 1,000円~ | なし | 180円~ | 約1,180円~ |
Perfect Money | 0.5% | なし | 0.5%~ | 50ドル | 円への両替手数料 | 円への両替手数料+入金額の1%~ | 円への両替手数料+50.25ドル |
STICPAY | 10% | なし | 1%から | 3,000円~ | なし | 330円~ | 約3,330円~ |
fasapay | 0.5% | なし | なし | 10ドル | 円への両替手数料 | 円への両替手数料+入金額の0.5%~ | 円への両替手数料+10.05ドル |
仮想通貨 | ウォレット等による | ウォレット等による | ウォレット等による | なし | 両替手数料 | ||
BINANCE PAY | 現在日本での開設不可 | 現在日本での開設不可 | 現在日本での開設不可 |
25USDT
|
なし |
(※Perfect Money、Fasapay、Binance Payに関しては公式の記載がなかった為、問い合わせにて確認)
これでもまだ、ややこしく感じますね…。
とりあえず「合計でかかる手数料」という欄を見てもらえばわかるように、
FXGTでは手数料を何も取られないのに、実際にはこれだけの手数料が入金の段階でかかるのです。
現在ほとんどの海外FX業者は日本の金融庁のお達しによりクレジットカード入金が制限されています。
さて、僕はどうしているかというと海外FXの入金には基本bitwalletを使っています。
理由としては、
- 銀行振込はリフティングチャージがかかることが多く、高い
- 多くのFX業者で採用されている決済方法である
- クレジットカードはほとんど使えない
- あまり有名でない決済方法は使いたくない
- 総合的に考えて手数料が安い
という理由からです。
というわけで今回も慣れている方法であるbitwalletでいきたいと思います。
10,000円を入金したので入金手数料の100円とFXGTへの送金手数料の800円で、合わせて900円かかりました。
住民票発行手数料 | 300円 |
bitwalletへの入金手数料 | 800円 |
bitwalletからFXGTへの送金手数料 | 100円 |
合計手数料 | 1,200円 |
エントリーをすればスプレッドという手数料がかかる
さて、入金が無事完了したらいよいよ実際の取引です。
FX取引のエントリーでは、以下の2つの手数料がかかります。
- スプレッド
- 取引手数料
その代わりECN口座はスプレッドがほとんどかからないようになっています。
今回はスタンダード+口座での取引になるので、取引手数料はかからずスプレッドがかかります。
FX取引においてポジションをエントリーする時にかかる手数料の1つ。
スプレッドの分だけマイナスされたポイントからのエントリーとなるため、エントリーした瞬間からマイナスOO円という含み損の状態からのスタートとなる。
そのため実質的に手数料となっている。
ただし価格がプラス方向へ進めば、当然スプレッド分のマイナスも解消される。
スプレッドに関しての詳しい説明は下の記事をぜひ参照してください。
では実際のエントリーを見てみましょう。
今回は下の図のようなエントリーと決済になりました。
青い矢印の部分で1LOTで売りエントリー、順調に価格を下げてきましたが次の日に建値まで戻してしまったので決済しました。
スプレッドがなければ、建値での決済なので資金のマイナスはありませんが、今回は1.7pipsのスプレッドがあったためマイナス170円となりました。
住民票発行手数料 | 300円 |
bitwalletへの入金手数料 | 800円 |
bitwalletからFXGTへの送金手数料 | 100円 |
スプレッド手数料 | 170円 |
合計手数料 | 1,370円 |
日にちをまたげばスワップポイントがかかる
エントリーの際にかかる手数料はだけではありません。
ポジションを保有したまま日にちをまたぐ時に、FXではスワップポイントが加算されることがあります。
僕のようなスイングトレードの場合は日にちをまたぎます。
FX取引の際に一定期間保有することによって加算されるポイント。
マイナススワップの場合は、一定期間ごとに資金がマイナスされるため実質手数料となる。
FXGTのスタンダード+口座のドル円では、日付をまたぐごとにマイナススワップになります。
今回は27ポイントのマイナススワップがかかったため、マイナス2,700円となりました。
もちろん、このままさらに何日も保有すればその分だけスワップポイントが加算されていきます。
住民票発行手数料 | 300円 |
bitwalletへの入金手数料 | 800円 |
bitwalletからFXGTへの送金手数料 | 100円 |
スプレッド手数料 | 170円 |
マイナススワップ手数料 | 2,700円 |
合計手数料 | 4,070円 |
FXGTからは出金手数料をとられないが、決済会社で手数料がかかる
さて、いよいよ出金です。
FXGTの口座から、自分の銀行口座へ振り込まれるところまでを確認してみましょう。
入金の時と同じく、FXGT側から出金手数料がかかることはありません。
しかし入金の時とこちらも同じように、決済方法側から銀行へ出金する際の手数料があり、FXGT側からの最低出金額の設定もあります。
では実際の金額を見てみましょう。
FXGT側からの最低出金額 | 決済方法側から銀行への出金手数料 | 決済方法側から銀行への最低出金額 | その他入金時かかる手数料 | 合計でかかる手数料 | 合計で必要な最低出金額 | |
銀行送金 | 15,000円 | ——— | 15,000円 | リフティングチャージ(2,000円~) | 0~ | 15,000円 |
クレジットカード | 5,000円 | なし | なし | なし | なし | 5,000円 |
bitwallet | 1,000円 | 約1,000円~ | 1,000円 | なし | 約1,000円~ | 1,000円(ただし手数料ですべてなくなる) |
Perfect Money | 50ドル | 銀行振込手数料 | なし | なし | 銀行振込手数料 | 銀行振込手数料+50ドル |
STICPAY | 3,000円 | 出金額の1%~ | 3,000円 | なし | 30円~ | 3,030円 |
fasapay | 10ドル | なし | なし | 円への両替手数料 | なし | 10ドル |
仮想通貨 | 銘柄による | ウォレット等による | ウォレット等による | 両替手数料 | なし | |
BINANCE PAY | 現在日本での開設不可 | 現在日本での開設不可 |
25USD |
(※Perfect Money、Fasapay、Binance Payに関しては公式の記載がなかった為、問い合わせにて確認)
やはり出金方法によっては、別途様々な手数料がかかります。
FXGT外でかかる手数料に注意するのはもちろんですが、それ以外にここで注意したい点が2つあります。
1つは最低出金額です。
基本的には最低入金額と同じ額面に設定されているため、最低入金額しか入金せず取引で1円でも負けてしまうと出金ができないようになっています。
つまり取引で損失が出て、最低出金額以下になってしまった場合は最低出金額以上になるようにFXGTに入金をしてから出金をする、という手間が必要になってしまいます。
もちろんその際に再度各種手数料はかかってしまいます。
もう1つは出金方法です。
FXGTをはじめとする海外FX業者のほとんどは、マネーロンダリング防止のため、入金した金額までは入金した方法でしか出金ができず、入金額を超えた利益分は銀行送金のみでの出金が可能という方式をとっています。
こちらも同じように、1回で出金するよりもさらなる手数料がかかってしまう可能性がありますね。
ではそれらを踏まえて、今回僕はbitwalletで入金しているのでbitwalletでの出金となります。
今回は利益が出ていないため、銀行送金は使うことはありません。
FXGTからbitwalletへの送金手数料は無料ですが、bitwalletから自分の銀行への送金に手数料が1,000円かかりました。
住民票発行手数料 | 300円 |
bitwalletへの入金手数料 | 800円 |
bitwalletからFXGTへの送金手数料 | 100円 |
スプレッド手数料 | 170円 |
マイナススワップ手数料 | 2,700円 |
bitwalletから銀行への送金手数料 | 1,000円 |
合計手数料 | 5,070円 |
今回取引に必要だった手数料は5,270円だった
口座開設から出金まで終了しました。
最後に、銀行口座から自分のお財布にお金を入れるために引き出したATM手数料200円を足して全ての手数料が判明しました。
今回の内訳をまとめるとこのようになりました。
住民票発行手数料 | 300円 |
bitwalletへの入金手数料 | 800円 |
bitwalletからFXGTへの送金手数料 | 100円 |
スプレッド手数料 | 170円 |
マイナススワップ手数料 | 2,700円 |
bitwalletから銀行への送金手数料 | 1,000円 |
ATM手数料 | 200円 |
合計手数料 | 5,270円 |
建値決済の取引をしただけなのに、お金がずいぶん減ってしまいました(涙)
入金した1万円から5,270円を引くと、手元に残ったのは4,730円だけでした。
なんと半額以下になってしまいました。
今回はこのような結果となりましたが、口座や決済方法など違うものを使っていた場合はどうなっていたかを簡単に検証してみましょう。
ECN口座を使った場合
ECN口座を使うと、スタンダード+口座よりも2,259円の節約になりそうです。
FXGTではスタンダード+口座よりECN口座の方がスプレッドが狭く設定されています。
そのため同じ取引だったらECN口座の方がスプレッドの手数料は節約できます。
しかし、ECN口座の場合は1LOTにつき3ドル相当の別途取引手数料がかかります。
この手数料はエントリーと決済でそれぞれ1回ずつかかります。
つまり、今回の場合だと往復で合計441円(1ドル=147.12円)かかるので、今回の取引のスプレッドの方が安く済みます。
しかしECN口座はエントリーから3日間はスワップポイントがつきません。
そのためマイナススワップになることもありません。
よって2,700円のスワップ手数料を節約できます。
そこを加味すると2,700ー441=2,259となり、今回の場合はECN口座のほうが2,259円手数料の節約になったということになります。
STICPAYを使っていた場合
今回のケースは入出金にSTICPAYを使っていたとすると、手数料がbitwalletの場合よりも900円程度安くなっていたでしょう。
今回bitwalletでの入出金にかかった手数料が往復で2,000円でした。
入金にかかる手数料のパーセンテージはSTICPAYの方が高いため入金時点ではbitwalletよりも損です。
しかし今回のような少額の場合、bitwalletの出金手数料1,000円に対しSTICPAYの出金手数料は1%です。
つまり、合計で手数料は約1,110円程度となり安くなります。
ただし金額が上がれば、bitwalletの出金手数料が固定で1000円なのに対し、STICPAYの出金手数料はパーセンテージなので上がっていきます。
デイトレードやスキャルピングの場合
今回のようなスイングトレードではなく、デイトレードやスキャルピングの場合は日にちをまたがなければスワップポイントが取られることはありません。
ただし、1日の間に何度もエントリーをする場合はその度にスプレッド、ECN口座の場合は取引手数料がかかるため手数料がかさみます。
FXGTで手数料を抑えるコツと注意点
では、FXGTで手数料をできるだけ抑えるためにはどのようなことに注意するべきなのか考えてみましょう。
大まかに気をつける点としては、
- 無駄な手数料を取られないようにする
- 取引内容によって決済方法や口座を変更する
この2点に気をつけることで手数料の節約が可能となります。
最低入金額ギリギリで入金しない
前述の通り、最低入金額ギリギリで入金してしまうと、取引で損失を出してしまうと最低出金額に届かず出金ができなくなってしまいます。
出金するためには、さらに手数料を払って出金するためだけに入金をするということになります。
入金の際は、ある程度余裕を持った金額を入金しておくことをおすすめします。
口座維持手数料に注意
FXGTでは口座維持手数料がかかります。
口座維持手数料が取られる条件は90日間口座が使用されなかった場合です。
その額は毎月10ドル相当となかなかの高額です。
口座維持手数料が取られる前にメールなどで連絡は来ますが、気づいたら毎月お金を取られて口座が空になっていたなんてことのないようによく注意しましょう。
ボーナスがいらないならスプレッドが狭い口座で選ぶ
スプレッドが狭い口座を選択するにこしたことはないですが、ほとんどの海外FX業者はスプレッドの狭い口座にはボーナスの付与がされないなどのデメリットがあります。
ボーナスを使い切った、または不要であるというのであればプロ口座やECN口座のようなスプレッドの狭い口座を選択することで手数料の節約になります。
スプレッドも取引によってはなかなかの金額になりますので、特に取引回数の多い方は口座の見直しを考えてみると良いでしょう。
マイナススワップの大きい通貨ペアで取引しない
スワップポイントはプラスを選べば保有しているだけでになるためとてもお得です。
逆に今回のように1日で27ポイントもマイナスされるような取引は、リスクが大きいため選択しないのも節約の方法です。
ちなみにドル円の売りではなく買いエントリーだった場合はスワップポイントはプラスなので毎日6ドル得をします。
このプラススワップを利用してうまく利益を得ている人もいます。
あるいは、スワップポイントが発生する時間を避けるなどして対策をするようにしましょう。
また、プロ口座やECN口座のような一定期間スワップポイントが発生しない口座を選択するのも良いでしょう。
入出金する金額によって手数料の安い決済方法に変更する
手数料が入出金する金額のパーセンテージによって変動することもあるため、どの決済方法が一番手数料が安く済むのかをその都度確認するようにしましょう。
例えば、手数料が1,000円で固定されている決済方法①と、10%に設定されている決済方法②があるとします。
5000円入金するとすると、②の決済方法だと500円で済むためお得です。
しかし20,000円入金するとなると、②の決済方法だと2,000円必要となり損してしまいます。
このように自分の入金する金額によって決済方法を変更するのも節約方法の一つです。
仮想通貨は両替に手数料が更にかかること覚えておく
仮想通貨の取引は法定通貨のFXよりも複雑です。
前述のような手数料に加え、トランザクションフィーという資金移動の際にかかる手数料や仮想通貨から別の銘柄への両替の手数料などさらに多くの手数料がかかります。
また、仮想通貨ウォレットや銘柄などによっては入金や出金、両替の手数料が高額な場合も多く、ある程度の利益を出したと思いいざ出金しようと思っても手数料の金額にすら届いていなかったというケースもあります。
そのため、仮想通貨の取り扱いの際はより一層様々な手数料違いに気をつける必要があります。
僕も仮想通貨の取引所などは手数料の違いも多く選ぶのに苦労しましたね。
手数料の節約には銀行振込でプロ口座がオススメ
今回はかかった手数料は、5,270円という結果になりました。
最初に見たFXGTの手数料一覧では全く想像もできなかった金額がかかりましたね。
そして、bitwalletで入金しスタンダード+口座でスイングトレードをするという選択は今回はベストではなかったように思います。
今回の取引の状況で、より手数料を安くするには銀行送金で入金し、プロ口座を使うというのが一番良さそうでした。
理由としては以下の通りです。
- 現在FXGTはリフティングチャージ手数料が取られないため銀行送金が一番手数料が安い
- 手数料が無料のクレジットカードは日本の金融庁の規制で使えないことが多い
- プロ口座はスプレッドが狭く、取引手数料もない
- 利益が出た場合も、1回の出金で済む
- 6日間のスワップフリー期間がある
実際に今回の取引を銀行振込+プロ口座でやっていたとしたらこうなります。
住民票発行手数料 | 300円 |
スプレッド手数料 | 50円 |
ATM手数料 | 200円 |
合計手数料 | 550円 |
なんと約10分の1でした。
当然、取引内容や各々の資産状況によって最適な方法は変わってくると思います。
まとめ:自分の取引に合った方法を探してしっかり節約
このように、実際に取引をしてみると「こんなところでも手数料が取られるのか」という発見があると思います。
一概に、これとこれとこれを使えば節約になるという答えはありません。
なぜなら、各々のスタイルや資金状況によって最適解は変わるからです。
いちばん重要なのは、手数料は油断するとすごいかかるということを常に意識することです。
実際にお金を動かす前に、今回のように必ずシュミレーションをすることを心がけることがとても重要です。
手数料を抑える努力も、トレーダーの大事な仕事のひとつですね!