今日の記事は、こんな人向け↓↓
- スプレッドの広いと言われる口座はどれくらいデメリットなのか知りたい
- FXGTを使いたいけど、スプレッドの広さだけがネックだ
- 実際に使ってみた感想が知りたい

副業トレーダー
こんにちは!FX歴6年のヨシキです!
FXGTのスタンダード+口座を使ってみたいけど、スプレッドが広いので悩んでいるという方がいらっしゃいます。
例えばこんな声があがっています。
僕はFXGTを使う前は実際同じような理由で躊躇していました。
当時は、今よりもっとスプレッドのせまいFX業者がたくさんありましたし(怪しい業者や破綻した業者もあります、、)FXGTを使う必要はないかなーと思っていたんですよね。
でも実際にそのスプレッドの広さがどの程度の影響を与えるのかはよくわからず、ただなんとなく他より広いからイヤだと思っていたんです。
ここでは、僕が実際に使ってみた検証結果を元に、FXGTをのスタンダード+口座は言うほどスプレッド広いのか問題について解説してみたいと思います。

副業トレーダー
みなさんの口座選びの参考になれば光栄です!!
- スタンダード+口座のスプレッドの広さの検証結果
- スタンダード+口座のスプレッドだと広すぎてしまう手法
- スタンダード+口座のスプレッドの実用性
スプレッドの広さにこだわってしまうのはなぜ?
実際に使ってきて感じたのは、スタンダード+口座のスプレッドは特別広すぎるということもないな、という印象です。
僕の行っているスイングトレードやデイトレであれば、大きな損失に繋がるようなこともなく不便さも感じません。

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では、僕が初心者の頃そうだったように、こんなにもスプレッドにこだわってしまうのはなぜでしょう?
なぜスプレッドが広いと言われるのか
そもそも、どうしてFXGTのスタンダード+口座はスプレッドが広いと言われているのでしょうか?
一番の理由としては、他社の海外FX業者で極端な低スプレッドを売りにしている業者が多数存在するからでしょう。
そういった業者と比較されると、FXGTのスタンダード+口座はスプレッドがとりわけ広いように感じます。
しかし、そのような低スプレッドを謳う業者との差は実際には0.1~1.5pips程度です。
スプレッドが広いと何が困るのか
スプレッドが広いことで起こる不都合は、第一にエントリーポイントがずれることです。
そこで145.010円で買いエントリーしたとしても、実際は145.025円でのエントリーと同義となります。
つまり、エントリーした時点で-1.5pipsというマイナススタートになるわけです。
いきなりマイナススタートなわけですから、できるだけここを狭くしたいというのは人間の心理として当然でしょう。
果たしてこれらの差は「スプレッドが広い!」と悩むほどの差なのでしょうか?

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これに関してこの記事で僕なりの検証をしてるので、最後まで読んでみてくださいね!
他の口座タイプや他社と比較してみると?
具体的にFXGTの他の口座タイプや、他の海外FX業者の主要な口座タイプと比較をしてみると、どの程度のスプレッドの違いがあるのでしょうか。
スプレッドが広いという話はよく聞きますが、実際に数値で比べてみることも大切です。
他の口座とスプレッドの違いを比べてみた

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下の表を見て確認してみましょう。
口座種類 | スプレッド | その他デメリット |
---|---|---|
FXGT・ スタンダード+口座 |
2.4 | |
FXGT・ミニ口座 | 2.6 | レバレッジ制限・取引数量制限あり |
FXGT・プロ口座 | 0.8 | ボーナスなし |
FXGT・ECN口座 | 0.5 | 取引手数料あり・ボーナスなし |
XM・スタンダード口座 | 2.4 | |
TitanFX・ゼロスタンダード口座 | 1.2 | レバレッジ500倍まで |
BigBoss・スタンダード口座 | 1.6 | 常設のボーナスなし・マイナススワップが高い |
TradersTrust・クラシック口座 | 2.0 | ボーナス付与の条件が厳しい |
(2023年9月現在・ドル円)
確かに、FXGTのスタンダード+口座は他の口座と比べても若干スプレッドは広く設定されています。
ただしここで注目したいのが、上の表の通り、スプレッドが狭い口座には他のデメリットがある場合があります。
例えば、BigBossのスタンダード口座のスプレッドは狭くなっていますが、FXGTの「口座開設ボーナス」「100%入金ボーナス」ように常設のボーナスはありません。
また、マイナススワップが比較的高いようです。
以下のような声もありました。
これらを加味してみると、スプレッドの広さはそこまでマイナスでは無いと思います。
スプレッドだけにこだわって口座の良し悪しを判断すればいいというものではないのがわかりますね。
他社とのスプレッドの差は大きいと言えるのか?
ここで、他社の主な口座のスプレッドを改めて見てみましょう。
口座種類 | スプレッド |
---|---|
FXGT・スタンダード+口座 | 2.4pips |
TitanFX・ゼロスタンダード口座 | 1.2pips |
XM・スタンダード口座 | 2.4pips |
Axiory・Standard口座 | 1.7pips |
IS6・スタンダード口座 | 1.6pips |
実際に比べてみて、例えばFXGTのスタンダード+口座とTitanFXのゼロスタンダード口座のスプレッドには「1.2pips」という差がありました。
では、果たしてこの「1.2pips」という数値は大きいのでしょうか。
一覧表にしてみると、なんだかとても大きいような感じを受けますが実際どれくらいの影響があるのかわかりづらいですよね。

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確かに僕は初心者の頃、スプレッドが広いと思いつつも、実際にどう広いのか説明することはできませんでしたね。
実際、デイトレードのような1時間足や4時間足をメインにするような取引の場合は数pips程度の差は気になりませんでした。
この次の項目で僕が実際に取引をして、スプレッドがどのような影響を与えるのか検証してみました。
実際に取引してみた
では実際にFXGTのスタンダード+口座での取引で検証してみたいと思います。
- 資金は50,000円スタート
- 1回のエントリーで許容できる損失は元金の2%
- 利確は高値安値が崩れたら
- スプレッドは2.4pips
- LOTは損切り位置が元金の2%になるように資金管理
デイトレードの場合
まず、デイトレードの場合で検証してみましょう。
今回は1時間足の波を取りに行くデイトレードです。

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それでは検証を始めてみましょう。
まず、青矢印の陽線が確定したので僕の手法としては買いのシグナルなのでロングポジションエントリーを準備します。

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この検証には、エントリーの手法は影響しないためどのような手法でも構いません。
損切り位置は赤線の部分、安値を更新したら損切りです。
この損切りの位置が元金の2%になるようにします。
このエントリーポジションでは損切り位置までスプレッドの2.4pipsを含めて10pips。
10pipsが元金50,000円の2%である1,000円になるようにLOTを設定すると、0.1LOTでエントリーできます。

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ではエントリーします。
スプレッドが2.4pipsあるので、実際は青矢印のほんの少し上からのエントリーとなります。
しかし、値幅的にさほど不都合はありません。
その後、すぐに損切りにかかり赤矢印で決済です。
-10pips、-1,000円となりました。
次のエントリーです。
青矢印がエントリーポイントです。
損切り赤線まで7pips、0.15LOTでのロングエントリーとなります。
順調に伸ばしたかに見えましたが、損切りです。
合計2,000円の損失です。
次は売りのチャンスが来ました。
赤線の損切りまでは12pips、0.08LOTでのエントリーです。
順調に価格を下げ、高値を割ったので決済です。
92pips、7,314円の利益となりました。
差し引いて5,314円の利益となります。
今回は1時間足の上記赤矢印の波を取りに行くデイトレードとなりました。
今回のトレードでスプレッドがエントリーに与えた影響というのはほぼ感じることがありませんでした。
スキャルピングの場合
では、これがスキャルピングだった場合はどうでしょうか。
下の図の赤矢印の地点でエントリーをして、赤線で決済をするスキャルピングを行ったとします。
エントリーから赤線までの距離は2pipsです。
しかし実際は2.4pipsのスプレッドがありますので一番下の黒線でエントリーとなってしまいます。
下図の黄色い矢印の分だけエントリーポイントがずれてしまうわけです。
スプレッドが狭ければ利益になりますが、スプレッドが2.4pipsあったせいで利益にならずに価格は上昇し損切りとなります。

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正しい位置でエントリーをしているのにもかかわらず、スプレッドのせいで利益に繋がらないわけです。
スキャルピングだと実際のチャート上でもスプレッドが与える影響がとても大きいのが視覚的にも実感できますよね。
さらに前述の、FXGTのスタンダード+口座よりもスプレッドの狭いTitanFXのゼロスタンダード口座のスプレッドであったとしても1.2pipsです。
こちらは確かに利益にはなりますが、同じくスキャルピングで使うには向いていませんよね。
結局、FXGTのスタンダード+口座が極端にスプレッドが広いわけではなく、どちらにせよスキャルピングの手法を行う場合には、もっとスプレッドの狭い口座を選択した方が良いと言えます。

副業トレーダー
実際に僕はスキャルピングの時はプロ口座を使用しています。
スプレッドが広いと感じてしまう理由は?
あなたがスプレッドが広いと感じてしまうのだとしたら、まだ手法が確立できていない、FXトレードの経験が足りていない、資金管理ができていない、と言った理由が考えられます。

副業トレーダー
僕が初心者の頃を振り返ってみると、そんな経験がたくさんあります。
例えば以下のようなことに当てはまるのではないでしょうか。
- スキャルピングではないのに、1分足のちょっとした上下に一喜一憂してしまう
- ローソク足の勢いの良い動きに反応して飛び乗ってしまう
- エントリーすると心臓がドキドキしてしまう
1の「スキャルピングではないのに、1分足のちょっとした上下に一喜一憂してしまう」に当てはまる人は、自分がトレードしている時間足や値幅がまだ理解できていない可能性があります。
そうすると、1分足の細かい動きがいちいち気になってしまうため、当然エントリーした時のスプレッドの開きも必要以上に気になってしまうのです。
解決策としては、まずはチャートを見る際にローソク足の伸び縮みを注視するのではなくではなく、ローソク足の連なりの波を見るように心がけてみましょう。
2の「ローソク足の勢いの良い動きに反応して飛び乗ってしまう」に当てはまる人は、いわゆる飛び乗りエントリーをしています。
これは手法の根拠もなくギャンブルになっていますから、飛び乗った瞬間のスプレッド分マイナスで始まること自体が精神的に耐えられなくなるのです。
これの解決策は、飛び乗りエントリーは絶対にしないことを徹底することです。
飛び乗りエントリーはギャンブルの癖がつきFX取引の上達を妨げるだけの大変危険な行為です。
3の「エントリーすると心臓がドキドキしてしまう」に当てはまる人は、ロットが大きすぎる可能性があります。
自分の資金に見合ってないロットでエントリーをしていますから、少しのスプレッドの広さですら大きな金額になってしまっているのです。
解決策としては、しっかり資金管理を行い1回のエントリーで許容できる損失額は口座の金額のOO%と決めることです。

副業トレーダー
これらのことを一つずつしっかりと改善していくことで、僕はスプレッドが広いと感じることはなくなっていきました。
まとめ:小さなスプレッドの差より自分の手法に合ってるかが大事
FXGTのスタンダード+口座のスプレッドが極端に広いわけではないというのがわかっていただけたでしょうか。
デイトレードやスイングトレードをするのであれば、この程度のスプレッドの差は誤差の範疇と考えてトレードできるようなスキルを身につけましょう。
そしてスキャルピングをする場合は、スキャルピング用に作られたスプレッドがほぼないような口座を選択しましょう。

副業トレーダー
そして何よりも自分でも実際に検証を行ってみることも大切です!