今日の記事は、こんな人向け↓↓
- 他の口座でも仮想通貨取引できるのにCrypto max口座を使う理由が知りたい
- Crypto max口座とそれ以外の口座はどっちがおすすめ?
- Crypto max口座特有のキャンペーンがあるのか知りたい
こんにちは!FX歴6年のヨシキです!
僕は仮想通貨取引も行うのですが、FXGTでも仮想通貨取引が可能なので口座の開設を検討しています。
しかし、全ての口座で仮想通貨の取引が可能にもかかわらず、FXGTには「Crypto max口座」という独立した仮想通貨取引専用の口座が存在します。
Crypto max口座にはこんな声もありました。
そこで今回、Crypto max口座が仮想通貨取引に最適かどうか実際に検証してみました!
結果としては、残念ながら開設するほどのメリットはないという結論になりました。
では、仮想通貨取引にはどの口座が良いのかも併せて解説していきます!
- Crypto max口座のスプレッドの真実
- Crypto max口座を使うべき人
- 公式によるCrypto max口座の評価
Crypto max口座はスプレッドが低い?
Crypto max口座、という名前からも仮想通貨取引に特化した何かとメリットの多そうな印象を受けます。
紹介文にも暗号資産(仮想通貨)トレーダー向け、とはっきりと明記されています。
では、Crypto max口座と他の口座との違いが何なのか調べるにあたって、まずは公式のサイトに書かれていることを確認してみます。
下の表は、FXGTの公式ページにある口座種類別の比較表の一部です。
一番最初にCrypto max口座が表示されているので、FXGTとしてはCrypto max口座を推したいのだなとも感じます。
ほとんどの項目に関しては、他の口座と比べて大きなメリットはないように見えます。
しかし「最小スプレッド」の項目が気になりました。
「低」とだけ表記されています。
他の口座は具体的な数字が表記されているのに対し、Crypto max口座だけは「低」とは何とも抽象的ですよね。
他の口座と比べて低い、という意味なのかもしれませんがECN口座は0ポイントからと表記されているのでそれよりも低いということでもないし、、、ちょっと分かりづらいですね。
仮想通貨取引に限らず、FXのようにテクニカルを使った取引にスプレッドの低さ(狭さ)は大変重要です。
ということはCrypto max口座はスプレッドがとっても低いから”暗号資産(仮想通貨)トレーダー向け”なのでしょうか??
分からなければ実際に調べてみよう、ということで実際にスプレッドを調査していきたいと思います。
また、スプレッド以外にもCrypto max口座を使うメリットは有るのかどうか、併せて検証していきましょう。
実際にスプレッドを確認してみた
それでは実際にスプレッドを確認してみましょう。
検証方法は、実際に各口座を開設しスプレッドの実値を比べてみることにします。
まずはスプレッドが「低」のCrypto max口座と、FXGTの中で最もスプレッドが低いとされている口座であるECN口座のスプレッドを見てみましょう。
調べてみた結果このようになりました。
Crypto max口座 | ECN口座 | |
BTCUSD | 2419 | 462 |
ETHUSD | 239 | 59 |
XRPUSD | 527 | 44 |
BTCJPY | 4367 | 1254 |
LTCUSD | 111 | 65 |
ETHJPY | 384 | 52 |
XRPJPY | 886 | 55 |
Crypto max口座のスプレッドは「低」となっていましたが、ECN口座よりは低くないようです。
むしろ、かなりの大差をつけてECN口座のスプレッドの方が低く設定されていました。
では、スタンダード+口座と比較したらスプレッドが低いという意味なのでしょうか。
こちらも同じように検証をしてみましょう。
Crypto max口座 | スタンダード+口座 | |
BTCUSD | 2419 | 2419 |
ETHUSD | 239 | 239 |
XRPUSD | 527 | 527 |
BTCJPY | 4367 | 4367 |
LTCUSD | 111 | 111 |
ETHJPY | 384 | 384 |
XRPJPY | 886 | 886 |
なんと驚いたことにCrypto max口座とスタンダード+口座の仮想通貨のスプレッドは全く同じであるという結果になってしまいました。
こうなってくると、Crypto max口座の「低」とは一体何のことなのかますますわからなくなってきました。
残りのミニ口座・プロ口座も、併せて調べてみましょう。
Crypto max | ミニ | プロ | スタンダード+ | ECN | |
BTCUSD | 2419 | 2520 | 1320 | 2419 | 462 |
ETHUSD | 239 | 222 | 118 | 239 | 59 |
XRPUSD | 527 | 530 | 122 | 527 | 44 |
BTCJPY | 4367 | 4301 | 2692 | 4367 | 1254 |
LTCUSD | 111 | 113 | 94 | 111 | 65 |
ETHJPY | 384 | 364 | 102 | 384 | 52 |
XRPJPY | 886 | 886 | 200 | 886 | 55 |
調べてみた結果、ミニ口座はスタンダード+口座&Crypto max口座とほぼ同じ、プロ口座はECN口座より少し高い、という結果になりました。
実際のスプレッドは最も高かった
結論、Crypto max口座のスプレッドは「低」どころか、全ての口座の中で最も高いということになってしまいました。
一体どうして「低」などという表記をしてしまったのでしょうか、、、。
ミニ口座ともほぼ同じスプレッドでしたが、スタンダード+口座とは全く同じ数値が出ましたのでおそらく同じ計算方法を使っていると思われます。
Crypto max口座はスプレッドという面では、他の口座と比べてメリットがあるとは言えない結果となってしまいました。
取引してみて気づいたCrypto max口座だけの特徴
スプレッドにはなんのメリットもないということがわかりました。
しかし、まったく個性のない口座というわけではなくいくつかの固有の特徴もありました。
一応、仮想通貨取引向けに設定されてはいるんだな、と感じる内容です。
取り扱い銘柄数が多い
Crypto max口座でメリットと言えるのが取引銘柄の多さだと思います。
他の口座種類の仮想通貨取引銘柄ペアの数が、現在33種類であるのに対し、Crypto max口座では49種類の仮想通貨ペアを取引することが出来ます。
当然、様々な仮想通貨ペアを監視できた方がチャンスも増えます。
重要な人物の発言や、仮想通貨市場に大きな動きがあった場合は、チャンスになることも多いです。
そういった場合に、取引したい仮想通貨の銘柄がなかったらチャンスを逃してしまいます。
仮想通貨に元々詳しい方にも、マイナーコインなどの取り扱いがあることは重要なポイントです。
仮想通貨の銘柄の数が多いことはCrypto max口座を選択する理由になるのではないでしょうか。
通貨単位が他の口座と違う
銘柄が多いだけでなく、通貨量が「1」となっているのもCrypto max口座の大きな特徴だと感じました。
ちょっと分かりづらいと思うので説明します。
この場合は、1LOTは1ドル140円の場合⇛14,000,000円、1ユーロ130円の場合⇛13,000,000円、といったように通貨ペアによって計算が必要です。
しかしCrypto max口座は例えば、取引通貨がビットコインだったら1LOTは1BTC、イーサリアムだったら1LOTは1ETH、と言ったように全て1通貨単位として固定されます。
これは仮想通貨の取引をする際には、とても分かりやすい仕組みだと思います。
このシステムは他の口座にはないのでCrypto max口座のみの特徴と言って良いでしょう。
レバレッジが500倍まで
他の口座タイプがレバレッジが1000倍まであるのに対し、Crypto max口座はレバレッジが500倍までに制限されていました。
これは少ない資金でハイレバレッジ取引をしようと思った時に、同じ条件であれば必要な資金が2倍になってしまうということになります。
ハイレバレッジでの仮想通貨取引を希望する人には、これは他の口座と比較するとデメリットの一面となってしまうかもしれません。
実際に問い合わせてみてわかった衝撃の事実
他にも、Crypto max口座が「max」と呼ばれるほどの大きなメリットがないものかと色々と調べてみましたが、以前は存在していたCrypto max口座のみのボーナスも現在は存在しないことが分かりました。
いよいよこのCrypto max口座を選択するメリットが、ちょっと少ないような気がしてきました、、、。
そこで実際にFXGTに問い合わせを行ってみることにしました。
FXGTでは、公式ページからチャットで気軽に日本語で問い合わせを行うことができます。
まずは先ほどのボーナスの件について改めて聞いてみました。
Crypto max口座だけのボーナスは今はないのですか?
現在はございません
やはり、残念ながらボーナスは現在は存在しないようです。
次は単刀直入な質問を行ってみたいと思います。
Crypto max口座のメリットはなんですか?
思い切って、ストレートに質問をぶつけてみました。
すると、予想だにしなかった衝撃的な答えが返ってきました。
現状は特にはないかと存じます
何かしらのメリットを説明していただけると思っていたので、ここまではっきりと公式に言われてしまうとさすがに驚きました。
まとめ:仮想通貨取引には、スタンダード+口座で充分
公式にメリットがないとまで言われてしまったCrypto max口座は、開設する必要はないと結論づけて良いでしょう。
仮想通貨取引には、スタンダード+口座で充分だと思います。
大きな理由としては、
- レバレッジがCrypto max口座が500倍に対し、スタンダード+口座は1000倍
- その他の条件はCrypto max口座が優れている点は特になく、ほぼ同じ
という点です。
ただし、より多くの仮想通貨を取引したいという方にはCrypto max口座を選択するメリットがあるかも知れません。
公式の扱いを見ていると、突然サービスを終了してしまいそうな不安さえ残る口座ですから、僕はとりあえず様子を見ようと思います。
Crypto max口座という名前を謳っている以上、今後さらにメリットがアップデートされていく可能性に期待しましょう。