この記事はこんな人向け↓↓
- FXを始めたばかりで勝ち続けられない
- FXでルールを設定してみたもののなぜか守れない
- ルールを設定する必要性がわからない
こんにちは!FX歴6年のヨシキです!
今回のテーマは「FXでルールが守れるようになる方法」について。
FXでトレードのルールを設定したものの、なぜか守れないと悩んでいる方も多いと思います。
僕も「指標前後に取引しない」というルールを設定していましたが、少しでもチャンスだと感じると、エントリーしてしまうポジポジ病でした。
ルールを守れないと気づいてから、守れるようにするにはどうしたらいいのか、試行錯誤して6年。
ついにこれなら自分でも守れる!という方法やルールにたどり着きました。
どん底で何度もやめようと思ったFXで、どのようなルールを設定し、稼げるようになったのか、守れるルールの作り方を共有していきます。
- FXでルールが守れないときの対処法
- どうしても守れない人におすすめの方法
- 初心者でも守れるルールの作り方
- ルールが守れないとどうなるのか
- ルールを守り続けると、どんないいことがあるのか
効果バツグン!FXでルールが守れないときの対処法3つ
実際に僕がおこなっている、効果バツグンの対処法は以下の3つ。
- ルールを見える化する
- 感情をコントロールする
- トレード記録をつける
僕もFXを始めたばかりのころ、ルールが守れなくて連敗した経験があります。
そんな苦い経験から稼げるようになった僕が編み出した、ルールを守れないときの対処法を紹介しますので、参考にしてみてください。
対処法1.ルールを見える化する
僕が実際にした見える化の方法は、「パソコンの近くにルールを書いた紙を貼る」です。
1万円の損失をした後、負けを取り戻そうと感情的になって、再度エントリーをしそうになったときがあります。
ルールが書かれた紙が目に入ると、ハッと我に返り、エントリーを思いとどまることができました。
原始的な方法ですが、ルールを無視しようとしたときに、目に入るので、1度冷静になって考え直せますよ!
見える化するだけで、ルールをグッと守れるようになるので、ぜひ試してみてくださいね。
対処法2.感情をコントロールする
ルールを守るためには、感情をコントロールすることが重要です。
具体的には自分の感情を客観的に確認することで、感情をコントロールするのです。
エントリーや利確をする前に「感情チェックリスト」で確認しましょう。
僕の感情チェックリストには、下記のような項目を書いています。
- 心身ともに疲れはないか
- 今回の機会を逃すともうチャンスは来ないと焦っていないか
- SNSで得た情報を鵜呑みにしていないか
トレード前に心に問いかけると、感情的にならずにルールを守った取引ができますよ。
FXは感情的になったら負けます。
感情的になると、正確な判断ができず根拠のない取引をしてしまうからです。
僕は、本業の仕事が残業続きで疲れているときにトレードをして、分析をおろそかにしてしまいました。
多分勝てるだろうという軽い気持ちでエントリーし、ロスカットになった経験があります。
したがって、感情をコントロールすることが、ルールを守る秘訣でもあります。
対処法3.トレード記録をつける
ルールを守るには、トレード記録をつけるのもおすすめです。
定期的に自分のトレードを見直せるので、ルールを守れているかどうか確認できます。
僕のトレード記録は以下のことを書き出しています。
- エントリーポイント
- 決済ポイント
- 通貨ペア
- ロット
- 売買方向
- エントリーした根拠
- 損益(pipsや金額)
- 利確や損切りした理由
- トレードの反省点や改善点
さらに、チャートをスクリーンショットして残しておくと振り返りやすいですよ!
僕がおすすめするトレード記録の付け方は、アプリです。
アプリは直感的に操作できるので、手軽で簡単。
下記の「投資の収支管理帳」は、決済額などを入力するだけで、トレードの収支をグラフで見やすく表示してくれます。
さらにメモ機能があるので、上記の項目を書いておくと、後から振り返るときに便利です。
写真も一緒に保存できるので、チャートの画面を撮影して保存しておけますよ。
トレード記録をつけると、自分を監視する役割も果たすので、ルールを守りやすくなります。
それでもルールが守れないときの解決策は「自動化」
上記で紹介したルールを守る方法はもう試した、いろんな方法を実践したが、どうしても守れない!という方は、トレードを「自動化」してみましょう。
機械的に取引できるので、感情がトレードに影響を与える隙を与えません!
僕もどうしても感情的になってしまうときや、まだ知識が浅い初心者トレーダーのときは、自動化していました。
トレードを自動化する方法は下記の2通りあります。
- 予約注文
- 自動売買
予約注文
予約注文しておくと、機会的にエントリーや決済ができ、感情的なトレードを防げます。
予約注文には、指値注文や逆指値注文などさまざまな種類があります。
予約注文の種類についてはこちらの記事が参考になりますよ。
僕も「もっと利益が伸ばせるかもしれない」と利確タイミングを逃し、結果損切りすることが多かったとき、この予約注文のシステムを使っていました。
注文を自動化できるので、トレードに自分の感情が入る隙間をなくせます。
ルールはわかっているはずなのに、どうしても守れないというかたにおすすめです。
自動売買
自動売買もルールを守れない場合におすすめです。
自動売買とは、「システムトレード」とも言われ、設定したプログラムの売買ルールにしたがって自動で取引してくれる仕組みのこと。
自動売買は、設定しておけば、そのルール通りにトレードしてくれます。
そのため、チャートと睨めっこして余計なことを考えることなく、トレードできます。
自動売買の中でも、あらかじめ用意されたプログラムを選択するだけで始められる「選択型」は、初心者におすすめです。
自動売買の種類や始め方についてはこちらの記事を参考にしてください。
FX初心者でも守れるルールの作り方6ステップ
「自動化に頼らず、自分のスキルを上げて勝てるトレーダーになりたい」と向上心が高いかたは、守れるルールを作りましょう。
初心者でも守れるルールの作り方6ステップ
- 取引時間帯
- 通貨ペア
- トレードスタイル
- レバレッジ
- エントリーポイント
- 利確と損切りポイント
ステップ1.取引時間帯
初心者におすすめの時間帯は、20時〜21時と23時〜25時です。
この時間をおすすめする理由は以下の2つです。
- 副業でFXをやりたい場合、トレードしやすい時間帯だから
- 値動きが激しい時間を避けるため
本業の仕事や学業、家事のスキマ時間でトレードしているかたも多いのではないでしょうか。
20時〜21時と23時〜25時なら、仕事などが落ち着いたタイミングで取引できるでしょう。
また、22時前後は、ニューヨーク市場がオープンし、アメリカの重要指標が発表されることが多く、値動きが激しい時間帯です。
予想と逆方向に一気に値動きする場合も考えられますので、22時前後は、FX初心者にはおすすめできません。
取引時間を決めておくと、値動きが気になってチャートに張り付き、感情的なトレードをしてしまう危険を回避できます。
したがって、FXに慣れていないうちは、取引時間のルールを決めてトレードするといいですよ。
ステップ2.通貨ペア
初心者におすすめの通貨ペアは、米ドル/円、ユーロ/米ドルです。
取引量が多いので、チャートの値動きが安定しており、トレードがしやすいからです。
また、多くの人が注目しているので、情報が入手しやすく、相場の特徴を掴みやすいです。
- 南アフリカランド
- メキシコペソ
- トルコリラ
上記は米ドルと比較すると通貨取引量も少なく、相場も動きやすいので、ハイリターンは狙えますが、ハイリスクなので、初心者にはおすすめできません。
ステップ3.トレードスタイル
初心者で、FXを副業として考えているかたにおすすめのトレードスタイルは、スイングトレードです。
トレードスタイルには、スイングトレードやデイトレードなど4種類あります。
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード
- ポジショントレード
スイングトレードをおすすめしたい理由は下記の3つです。
- チャート画面に張り付く必要がないので、副業でもトレードしやすい
- 1回のトレードで大きな利益を上げることも可能
- 取引回数は少ないので、スプレッドの影響を受けづらい
副業としてFXをやりたい場合、ずっとチャートを見ていなければならないトレードスタイルは不向きです。
スイングトレードは、1日1回チャートを見るだけでも稼げるので、副業トレーダーにおすすめです。
またスイングトレードは、1回のトレードで大きな利益を狙うスタイルなので、勝率にそこまで囚われることなく稼げます。
さらに、取引回数が多いスキャルピングと比べると、スプレッドの影響を受けないので、取引コストを抑えられるというメリットがあります。
実は僕もスイングトレードで、4時間足を見て取引しています。
数日〜数週間単位で売買するスイングトレードは、トレンドに乗れば大きな利益を取れ、1日に何回もチャートを見る必要がないので、初心者で副業としてFXをしたいかたにおすすめです。
ステップ4.レバレッジ
初心者はレバレッジを3〜5倍にするというルールがおすすめです。
最大25倍までレバレッジを設定できますが、高すぎると失敗したときの損失額が大きくなります。
僕の知り合いは、勝ち続けて調子が良いからとレバレッジ最大25倍でトレードし、一瞬で10万円損失していましたよ…。
トレードに慣れるまでは、レバレッジを5倍までに抑えるというルールを守ると、安心して冷静に取引できます。
レバレッジとは、「てこの原理」という意味があり、証拠金の何倍にも相当する資金を動かして取引できる仕組みのこと。
たとえば、10万円の証拠金で10倍のレバレッジを効かせると、100万円分の取引ができます。
レバレッジについては、こちらの記事が参考になりますよ。
ステップ5.エントリーポイント
エントリーポイントのルール設定も大事なポイントです。
FXにまだ慣れないうちは、順張りエントリーがおすすめ。
順張りエントリーとは、「上昇トレンドが継続しているときに買いで入る」、「下降トレンドが継続しているときに売りで入る」ことです。
相場の流れに乗る順張りは、見分けやすいので、FX初心者でも十分稼げます。
僕も「順張りエントリーしかしない」というルールを設定してから勝率が一気に上がりました!
エントリーポイントについて完全マスターできるこちらの記事も読んでみてください。
ステップ6.利確と損切りポイント
最後に利確と損切りポイントのルールを決めましょう。
初心者におすすめのルールは、水平線を目安にポイントを設定しておくことです。
たとえば、上記の場合で売りでエントリーしたと仮定しましょう。
赤いサポートライン付近でよく反発するので、初心者のうちは、青いラインのところに決済ポイントを設定します。
そうすると、サポートラインまでギリギリ届かず、上がってしまったという残念な場面を回避できます。
上記のチャートからもサポートラインで何度も反発していることがわかりますよね。
水平線は、多くのトレーダーがトレードの判断材料にしており、反発しやすいんです。
したがって、決済ポイントをレジスタンスライン、サポートライン付近に設定すると、初心者でも損失を抑え、利益を伸ばせるでしょう。
レジスタンスラインやサポートラインなど水平線については、こちらの記事に詳しく書きましたので、チェックしてみてください。
まだ利益が狙えるかもしれない、もう少ししたら含み損を小さくできるかもと感情に任せたトレードをすると、大概負けます。
僕もトレードを始めたばかりのころ、淡い期待を膨らませ、利確や損切りができず、連敗続きでした。
設定したマイルールを忠実に守ることが稼ぐ近道ですよ。
勝つために!ルールを守る必要性に気づいた体験談
ルールを守る必要性を感じた僕の体験談を紹介します。
僕がFXを始めたばかりのころ、「値動きが激しいアメリカのCPIや雇用統計の指標発表前後は取引しない」というルールを設定していました。
しかし、ブレイクアウトして絶好のエントリーポイントだと感じた僕は指標発表をまたいで取引してしまい、結果5万円の損失に…。
しかもこの失敗は1度だけでは終わりませんでした。
チャートを見ているとエントリーしたくなってしまい、イケるかもと感情にまかせて、連敗続き…。
なぜだろうとトレード記録を振り返った結果、エントリーの根拠が「前回と同じ形に見え、今回も上がると思った」と書かれており、勝ったトレードと比べて不明確であった点に気づいたのです。
勝っているときのエントリー根拠は、「レジスタンスラインで跳ね返されていることが多く、そこまでは上がると予想し入った」と明確に書かれていました。
このように、もっと稼ぎたい、損をしたくないという感情がトレードに悪影響を与えていたのです。
ルールが「守れない」と気付くのは、勝つための第1歩です。
ルールが守れないと気づいたなら、すでに勝つための1歩を踏み出しています。
ルールを守り続けると必勝手法が見えてくる
ルールを守り続けると、自分に合った必勝手法を見つけられます!
自分の設定したルールを守り続けると、発生した損益の結果を、正確に検証できるからです。
FXはいつも決まった形で値動きをするわけではないので、トレード分析をしないと、勝ち続けられません。
僕もルールが守れないと気づいてからは、「値動きの激しい21〜23時はトレードしない」というマイルールを設定しました。
21時はニューヨーク市場がオープンする時間であり、22時前後は、アメリカの重要指標が発表されることが多く、値動きが激しいからです。
チャートをみていると、どうしてもエントリーしたくなるポジポジ病になってしまったので、その機会をなくすべく設定したルールです。
21〜23時は、パソコンの電源を切り、チャートを見ない環境を作りました。
その時間は育児や家事をすることで、奥さんも上機嫌で一石二鳥です(笑)。
このルールを設定してから1年間守り続けました。
そうすると、自分の中でもこのルールが定着し、ポジポジ病を克服できたのです!
エントリーする前に指標はあるのか、懸念点は他にないかなど、冷静な判断もできるようになりました。
ルールを守り勝ち続けられるようになると、自分の得意な手法を見つけられます。
副業でFXをしている僕の場合、チャートを見すぎないスイングトレードが「必勝手法」でした。
自分の必勝手法を見つけてからは、月100万以上の利益は安定して確保できるようになりましたよ!
僕のトレードスタイルについてはこちらの記事に書いてあります。
まとめ
FXでルールが守れない場合の対処法、守れるルールの作り方、ルールを守る必要性について解説しました。
ルールを守る対処法は、「見える化する」「感情をコントロールする」「トレード記録をつける」ことです。
それでもルールを守れないと悩むかたは、予約注文や自動売買をして、自動化するといいでしょう。
しかし自動売買に頼りすぎては、FXスキルを高めることはできません。
自分に合った守れるルールを設定して、守り続けることが、勝つためのカギになってきます。
上記で紹介した初心者でも守れるルールの作り方を参考に、マイルールを設定してみましょう。
FXの世界で生き残り続けるために役立つはずです。