「FXの自動売買の始め方が知りたい!」
「自動売買のメリットとデメリットは?」
「自動売買で勝つためのコツは?」
こんにちは!FX歴6年のヨシキです!
今日のテーマは「FXの自動売買の始め方」です。
自動売買もやっているFX歴6年の僕が、これからFXの自動売買を始めたい方に向けて、やさしく解説します。
- FXの自動売買とはどのようなものか?
- 自動売買をするのにおすすめのFX会社
- 自動売買のメリットやデメリット
- 自動売買で勝つためのコツ
FXの自動売買ツールとは
FXの自動売買ツールとは、設定したプログラムの売買ルールにしたがって自動でトレードする取引手法です。
たとえば、「1円下落するごとに買い」という条件の売買ルールの自動売買を選ぶと、そのとおりに24時間ずっとトレードしてくれます。
最初に設定しておけば、あとはプログラムにトレードをお任せ。
自動売買なら24時間動くFXの相場でチャンスを逃さずにトレードできます。
FXの自動売買!3つのタイプ
FXの自動売買には次の3つのタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。
それぞれの特徴を解説します。
タイプ①:「リピート型注文」
リピート型注文とは、設定した値幅の範囲内で繰り返し売買するタイプの自動売買です。
たとえば、「ドル/円を105円~108円で10銭上昇するごとに買い、買ったところから20銭で売る」というような条件のシステムがあります。
リピート型注文は、小さな利益をコツコツと積み上げていくのに向いています。幅広い値幅に仕掛けることが多いので、中長期向けの運用方法です。
タイプ②:「選択型」
選択型はFX会社が用意した「ストラテジー(自動売買の売買ルール)」を選ぶだけで取引できる自動売買です。
選択型の方法は、プロトレーダーやプログラマーが作ったストラテジーを選ぶだけでOK。
あとはストラテジーが相場の状況に合わせて、24時間自動でトレードしてくれます。
選ぶだけで優れた売買ルールを誰でも導入できるのが選択型の魅力です。シンプルかつ簡単なので初心者におすすめです。
タイプ③:「設定型」
設定型は自分で売買ルールやストラテジーをカスタマイズするタイプの自動売買です。
設定型は細かく条件設定しなければならないので、売買に関する知識が必要です。
「EA(自動売買プログラム)」を自身で作るという方法も設定型です。
FXの知識が豊富にありEAが作れる人であれば、設定型がおすすめ。
設定型は初心者には敷居が高いかも。FXに慣れてからチャレンジしてみてくださいね!
初心者におすすめのタイプとFX会社
FX初心者におすすめの自動売買タイプと、安心できるFX会社を紹介します。
おすすめのタイプは「選択型」
初心者は「選択型」を選びましょう。
FX会社が用意しているストラテジーであれば、それを選ぶだけで簡単にトレードできます。
選択型は優れた売買ルールを手軽に真似できるため、初心者にぴったり!
おすすめのFX会社はココっ!
初心者がFXの自動売買をするのにおすすめのFX会社は「コミトレ」です。
選択型の自動売買サービスを提供しているFX会社です。
最大の特徴は「ソーシャルトレード」。
ソーシャルトレードとは、稼いでいるプロトレーダーをフォローし、そのトレーダーと同じ取引ができるものです。
口座開設手数料や口座維持手数料など、手数料が無料なのもおすすめポイント。
プロトレーダーの収益状況をリアルタイムに日、週、月、年単位で確認でき、誰をフォローすべきか判断もしやすいですよ。
FX会社で自動売買の始め方と流れ
今回はコミトレを例に、自動売買の流れを解説します。
自動売買の流れは次のとおりです。
- トレーダーをフォローする
- フォローしたトレーダーが取引する
- フォローしたトレーダーと同じ注文が自動で発注される
選択型のコミトレは、売買するルール(コミトレの場合はトレーダー)を選んだあとは特に何かをする必要はありません。
コミトレの場合、以下のように収益額・損失額・勝率・フォロー数などからフォローするトレーダーを選びます。
その後は売買条件に達したら、自動的に注文される仕組みです。
FXの自動売買|5つのメリット!
FXの自動売買には、次のようなメリットがあります。
- 初心者でも優れた売買ルールが使える
- 24時間チャンスを狙える
- 相場の分析をしなくてよい
- 損切りを自動化できる
- 感情的なトレードを防げる
初心者でも優れた売買ルールが使える
選択型の自動売買なら、選ぶだけでそのストラテジーが採用している売買ルールを使用できます。
優秀なストラテジーを選べば、それだけで優れた売買ルールが使えるのです。
初心者でも優れた売買ルールを使用してトレードできます。
裁量でトレードする場合、自分で売買ルールを作らないといけないのでこうはいきません。
24時間チャンスを狙える
一度設定すれば24時間自動てトレードしてくれるので、チャートを見ていないときでもトレードチャンスを逃しません。
深夜や日中の仕事中でも自動でトレード。
「仕事が忙しくてチャートが見られない・・・」なんて人にもおすすめです。
相場の分析をしなくてよい
自動売買はプログラムにおまかせなので、相場分析がほとんど必要ありません。
自動売買を開始するときは、ストラテジー選びや設定値の入力をするときに相場分析が必要ですが、それ以降は必要がありません。
あとは、自動売買のプログラムにお任せするのが基本です。
先に紹介した「コミトレ」は、自動売買のタイプによっては相場分析がまったく不要なものもあります。相場分析に自信がない人はコミトレから始めるのがおすすめ!
損切りを自動化できる
自動売買は損切も自動化可能です。
損失を確定させる行為のことです。
たとえば、3,000円の損失がでているポジションを持っているとき、そのポジションを決済して3,000円の損失を確定させることを指します。
事前に設定した条件を満たせば、自動で損切注文が発注されます。
「損を確定させるのがもったいなくて損切りできない」と考える場合がよくあります。しかしその結果、大きな損を出してしまうことも・・・。自動売買ならきちんと損切りができ、損失を最小限に。
感情的なトレードを防げる
自動売買は、一時的な感情でのトレードを防止できます。
感情的なトレードとは、次のような心情から起こります。
- チャンスが来ずに我慢できなくて計画外のトレードをした
- 勢い良く動くレートに飛びついてしまった
- 負けを取り返そうとハイリスクのトレードをしてさらに大損した
チャンスを逃したくない、焦りやイライラなど様々な感情のせいでやってはいけないトレードをしてしまうことがあるのです。
裁量トレードとは違い、チャートに張り付く必要はないのでストレスを抱えることなく、トレードが可能ですよ。
感情的なトレードをしてしまう一番の原因はストレスです。自動売買はほぼ放置で良いため、そのストレスを防げます。
FXの自動売買|2つのデメリット
初心者にはメリットが多いFXの自動売買ですが、デメリットもあるので確認しておきましょう。
おもなデメリットは次の2つです。
- 突発的な動きに対応しにくい
- 相場の分析力が身につかない
突発的な動きに対応しにくい
テロや災害、大きな政治イベント、経済指標(各国の経済状況を表すデータ)などにより、相場が急激に動くと自動売買が機能しなくなることがあります。
自動売買は一定の期間内の値動きをもとに利益がでるように売買ルールが作られているものがほとんどです。
そのため突発的な動きがあるとその動きに対応できず、売買ルールが機能しなくなるケースが多くなります。
相場が大きく動きそうなイベントがあるなら、自動売買は一旦、停止したほうが良いです。
たとえば、次のような米国の重要な経済指標の発表前などです。
- 米国雇用統計
- FOMC(連邦公開市場委員会)
- 国内総生産(GDP)
経済指標の発表後には相場が乱高下するケースがあります。自動売買は一旦、停止し、相場が落ち着いてから、再開させましょう。
相場の分析力が身につかない
自動売買でのトレードはほとんど相場分析しなくなるため、相場の分析力が身につきません。
楽チンで良いのですがトレーダーとして成長はできないです。
とくに選択型の自動売買は、選ぶだけなのでその傾向が強いです。
相場の分析力を上げたければ、デモトレードや少額トレードで裁量トレードにもチャレンジしてみましょう。
FXの自動売買は勝てるのか?勝つためのコツも伝授!
FXの自動売買はきちんと運用していけば勝つことが可能です。
大きくは勝てないかもしれませんが、コツコツと利益を積み上げていくことは十分できます。
自動売買で勝ためには、次の4つのポイントを押さえておくのが重要です。
- 相場に合ったプログラムを選択する
- 定期的なチェックをする
- メジャーな通貨ペアを選択する
- 手数料無料の会社を選ぶ
相場に合ったプログラムを選択する
相場の状態を見極め、相場に合ったプログラムを選択することは非常に重要です。
自動売買ごとに、得意な相場とそうでない相場があります。
相場には「上昇トレンド」・「レンジ」・「下降トレンド」の3種類があります。
自動売買によって、上昇トレンドを得意とするもの、レンジを得意とするもの、下降トレンドを特意とするものなど分かれているケースがあるのです。
相場に関して最低限の知識を持ってから、自動売買を始めると失敗を避けられますよ。
定期的なチェック
自動売買は基本はおまかせですが、定期的なチェックをしてメンテナンスする必要があります。
具体的には相場に合うようにパラメーターを調整したり、別のプログラムに変更したりします。
相場状況は変るものであり、相場状況が変ると自動売買のルールが適さなくなることもあるからです。
最低でも週に1回はチェックして、メンテナンスを行なうようにしてくださいね。
メジャーな通貨ペアを選択する
自動売買をするときはメジャーな通貨ペアで運用するのがおすすめです。
メジャーな通貨ペアとは、次のようなものです。
- ドル/円
- ユーロ/円
- ボンド/円
- 豪ドル/円
- ユーロ/ドル
自動売買は「テクニカル指標(チャート分析のサポートツール)」をもとに売買ポイントを決めるのが基本です。
メジャーな通貨ペアは流動性が高いため、テクニカル指標も機能する可能性が高まり、自動売買をするのに適しているのです。
手数料無料の会社を選ぶ
自動売買のFX会社は「コミトレ」のような手数料無料の会社を選びましょう。
自動売買を提供しているFX会社の中には、手数料が発生するところがあります。
たとえば、「新規売買時20円+決済時20円=合計40円」のように、手数料を取られてしまいます。
手数料は、1回1回は少額ですが積み重なるとかなりの金額になり、利益を減らしますよ。
FXの自動売買に関するよくある質問Q&A
最後にFXの自動売買に関するよくある質問を4つ挙げました。
疑問や悩みの解決に役立ててください。
初期費用や手数料はどのくらいか?
初期費用や手数料はFX会社によって異なります。
代表的な自動売買の会社の手数料は、以下の表のとおり。
FX会社名 | 自動売買の手数料 |
---|---|
トレイダーズ証券(みんなのシストレ) | 無料 |
アイネット証券(ループイフダン) | 無料 |
外為オンライン(iサイクル2取引) | 新規 20円 決済 20円 |
マネースクエア(トラリピ) | 新規 20円 決済 20円 |
インヴァスト証券(トライオートFX) | 新規 20円 決済 20円 |
FX会社によっては、選ぶタイプによって手数料が発生する場合としない場合があります。
初期費用と手数料は申し込み前に公式サイトで必ず確認しておきましょう。
口座資金はどのくらい用意したら良いか?
口座資金は最低でも10万円、できればそれ以上です。
自動売買はチャートを見ない状況があるので、口座資金は余力を持ってできれば30万円~50万円は準備しておきたいところ。
さらにFXは「必要証拠金」が必要です。
FX会社に預ける担保金のことです。
必要証拠金は自動売買のプログラムごとに決まっているケースがあります。
必要証拠金は10万円あれば足りるケースが多いですがギリギリになることも。
必要証拠金がギリギリでは、「強制ロスカット」される危険が高まります。
強制的にすべてのポジションを決済されてしまう措置のことです。
FX会社が定める「ロスカット基準」を「証拠金維持率(必要証拠金)」が下回ると発動します。
そのため、費用は10万円よりも余裕を持って、できれば30万円~50万円用意しておきたいのです。
確定申告は必要か?
自動売買で上げた利益が年間20万円を超えると確定申告が必要です。
確定申告の税率は20.315%。
たとえば、年間60万円の利益を上げたなら、
60万円×20.315%=121,890円
となり、121,890円が納税額です。
確定申告は国税庁のホームページ内にある「確定申告書作成コーナー」から簡単に申告書を作成できます。
申告書を作成したあとは、その他の必要書類と一緒に郵送するだけで手続を完了できるため、思ったよりも簡単です。
詐欺があるって聞いたけど本当?
詐欺は残念ながらあります。
ただし、国内で金融庁に営業を許可されているFX業者であればその心配はありません。
許可を受けていない海外業者や、高額の自動売買プログラムを販売している業者は注意してください。
トラブルのもとになる可能性があるため、許可のない業者は避けてくださいね。
まとめ
FXの自動売買とは、設定したプログラムの売買ルールにしたがって自動でトレードする取引手法です。
自動売買のタイプは次の3つがあります。
この中で初心者におすすめは「選択型」です。
自動売買をする際にはメリットとデメリットを把握しておく必要があります。
メリット | デメリット |
---|---|
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また自動売買を上手く運用するために、次の4つのポイントを押さえておきましょう。
- 相場に合ったプラグラムを選択する
- 定期的なチェックをする
- メジャーな通貨ペアを選択する
- 手数料無料の会社を選ぶ
自動売買を始めるなら、簡単で安心の「コミトレ」をチェックしてみてください。