今日の記事は、こんな人向け↓↓
- GMOクリック証券の口座の違いが知りたい!
- 証券取引口座とFX専用取引口座どっちを開設すれば良いの?
- FXネオとくりっく365はどう違うのか?
こんにちは!FX歴6年のヨシキです!
今日のテーマは「GMOクリック証券の口座の違い」についてです。
GMOクリック証券には「証券取引口座」と「FX専用取引口座」の2つがあります。
この2つの口座の違いが分からないという人が多いため、GMOクリック証券の利用者である投資歴6年の僕が、初心者の目線になって丁重に解説していきます。
- 証券取引口座とFX専用取引口座の違い
- 証券取引口座とFX専用取引口座のどっちを選ぶべきか?
- FXネオとくりっく365の違い
- FXネオとくりっく365のどっちで取引すべきか?
- FXネオのメリットとデメリット
- FXネオの口座開設の流れ
GMOクリック証券でFXをするには?2つの口座の違い
GMOクリック証券でFXをするには口座開設をする必要があります。
GMOクリック証券には以下の2つの口座がありどちらでもFXができます。
おもな違いは取扱商品と取引開始までの日数です。
|
取扱商品 |
取引開始までの日数 |
---|---|---|
証券取引口座 |
|
|
FX専用取引口座 |
|
|
証券取引口座
証券取引口座はFX以外にも株式や先物、CFD、外国証券などが取引できる口座です。
証券取引口座を開設すれば、GMOクリック証券の取扱商品はすべて取引できます。
ただし、口座開設手続きをしてから取引開始までに最短2営業日かかってしまいます。
FX専用取引口座
FX専用取引口座はその名のとおりFXをするための口座です。
通常のFXの他に「バイナリーオプション」もできます。
バイナリーオプションとは、一定時間後に指定したレートから上がるか下がるかを予想する投資方法です。
例えば、翌日に米ドル/円が110円から上がるか下がるか予想し、上がるを選択してレートが110円以上になれば利益です。
FX専用取引口座の場合、口座開設手続きから最短当日に取引を開始できます。
FX専用取引口座のほうが開設手続きが簡単なので、FXのみをしたい人には断然おすすめです!
証券取引口座かFX専用口座を選ぶ注意ポイント
証券取引口座とFX専用口座を選ぶ際には以下の2つに注意しておきましょう。
- 株取引もしたいなら証券取引口座でFX
- 年齢によって選べる口座が限定
株取引もしたいなら証券取引口座でFX
株取引したい人は必ず証券取引口座を開設してください。
理由は以下のとおりです。
- FX専用取引口座では株取引はできない
- 証券取引口座かFX専用取引口座のどちらかしか持てない
口座開設したあとでもFX専用取引口座を証券取引口座に変更することはできますが、手間がかかります。
FX専用取引口座を証券取引口座に変更したい場合、会員ページ内から申し込み手続きをしなくてはいけません。
口座開設よりは手続きが簡略化されているとは思いますが、それでも入力したり目を通したりしなくてはいけない項目があるため、時間が取られてしまいます。
そのため、株取引をしたい人や将来的にする予定がある人は証券取引口座を開設するのがおすすめです。
証券取引口座はCFDや先物、外国証券なども取引できます。
FXや株だけでなく、いろんな商品に投資できるのが魅力です。
年齢によって選べる口座が限定
証券取引口座とFX専用口座は開設できる年齢が異なるので注意です。
口座名 |
開設できる年齢 |
---|---|
証券取引口座 |
満18歳以上 |
FX専用取引口座 |
満20歳以上 |
口座開設の対象外となる年齢だと審査に落ちてしまうため、気をつけてください。
また、上記はあくまで口座開設の年齢です。
取引によっては年齢の上限も存在します。
例えば、証券取引口座は81歳以上でも開設可能ですがFXに関しては取引できません。
参照:GMOクリック証券|口座開設受付・申込基準
GMOクリック証券のFXネオとくりっく365の違いは?
GMOクリック証券のFXサービスは次の2つです。
- FXネオ
- くりっく365
この2つはどちらもFX専用商品であり、取引内容自体には違いはありません。
ただし、以下のように異なる部分があります。
FXネオ | くりっく365 | |
---|---|---|
スプレッド |
原則固定 ◎ |
マーケットメイク方式で決定 △ |
通貨ペア数 |
20通貨ペア 〇 |
25通貨ペア ◎ |
スワップポイント |
変動制 〇 |
変動制 ◎ |
取引形式 |
店頭取引 ◎ |
取引所取引 〇 |
取引手数料 |
0円 ◎ |
約定枚数101枚以上:770円(税込) 約定枚数100枚以下:990円(税込) 〇 |
スプレッド
FXネオとくりっく365のスプレッドは以下のように違います。
- FXネオ:原則固定
- くりっく365:マーケットメイク方式で決定(変動制)
スプレッドとは売値と買値の差額のことであり、FXにおいて売買コストとなるものです。
FXでは売買するとスプレッド分がマイナスになった状態でスタートします。
仮にスプレッドが0.5銭なら売買すると-0.5銭の状態でスタートするのです。
FXネオのスプレッドは原則固定であり、さらにくりっく365と比べて狭めに設定されているのが特徴です。
くりっく365のスプレッドは「マーケットメイク方式(複数のレートの中から最も有利なレートを提示する方式)」で決定されるため固定ではなく、さらにFXネオと比べると広いです。
【スプレッドの一例】
通貨ペア | FXネオ | くりっく365(くりっく365ラージ) |
---|---|---|
米ドル/円(USD/JPY) |
0.2銭原則固定 |
平均0.51銭 |
ユーロ/円(EUR/JPY) |
0.4銭原則固定 |
平均0.92銭 |
ユーロ/米ドル(EUR/USD) |
0.3pips原則固定 |
平均1.23pips |
スプレッドが広いと取引が不利になるため、できる限り狭く抑えたいです。
とくに利益の小さい短期トレードをする人は少しでも狭くすべきです。
通貨ペア数
FXネオとくりっく365では取引できる通貨ペアの数が異なります。
FXネオは「20通貨ペア」なのに対して、くりっく365は「25通貨ペア」と5通貨ペア多いです。
くりっく365の公式ページには大きく30通貨ペアと書いてありますが、正確には
- くりっく365…25通貨ペア
- くりっく365ラージ…5通貨ペア
となります。
FXネオで取引できる通貨ペアは、くりっく365でもすべて取引可能です。
逆に、くりっく365でしか取引できない通貨ペアは次のとおりです。
- 米ドル/カナダドル
- ノルウェークローネ/日本円
- 香港ドル/日本円
- スウェーデンクローナ/日本円
- ポーランドズロチ/日本円
くりっく365では、ノルウェークローネ/日本円や香港ドル/日本円などのマイナーな通貨ペアでも取引できます。
なお、くりっく365ラージ(10万通貨単位の取引商品)で取引できる通貨ペアも上記の5通貨ペアのみです。
通貨ペアが多いと選択肢が増えるため、取引チャンスが増えるメリットがあります。
スワップポイント
FXネオとくりっく365では得られるスワップが異なり、くりっく365のほうが大きくなっています。(以下は米ドル/円を1万通貨で買いの取引した場合)
日付 |
FXネオ |
くりっく365 |
---|---|---|
2022年10月4日 |
122円 |
135円 |
2022年10月5日 |
468円 |
529円 |
2022年10月6日 |
114円 |
132円 |
スワップポイントは通貨ペアを保有していれば毎日確実に貰えるため、少しでも多く貰えるほうが有利です。
そのため、スワップポイント狙いの投資をするなら、くりっく365のほうが適しています。
店頭取引と取引所取引
FXネオとくりっく365は、取引形式が違います。
FXネオは店頭取引です。
店頭取引とは、「DD方式」と呼ばれる投資家とFX会社が直接やり取りする取引形式です。
投資家とFX会社が1対1で取引するため「相対取引」とも呼ばれます。
くりっく365は取引所取引を採用しています。
取引所取引とは「NDD方式」と呼ばれるものであり、投資家の注文はFX会社を経由して取引所(インターバンク)で成立されます。
そのため、FX会社はただの仲介役にしかすぎません。
株式を取引している人なら、投資家と証券会社と証券取引所の関係をイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。
店頭取引と取引所取引の違いによる特徴は以下のとおりです。
店頭取引(FXネオ) | 取引所取引(くりっく365) | |
---|---|---|
スプレッド | 狭い | 広い |
レート | FX会社が決めたレートを採用 | 取引所が提示したレートを採用 |
先述したようにスプレッドは実質的な取引コストとなるため、スプレッドが狭い店頭取引が有利です。
しかし、レートについては取引所取引の方が透明性が高いといえます。
店頭取引ではレートがFX会社によって決められているため、場合によってはFX会社に有利なレートで表示されることも否定できません。
一方、取引所取引のレートはFX会社の思惑が絡まないためレートの透明性が高いです。
投資家が出した注文はFX会社を経由して取引所で取引されるため、FX会社は注文の橋渡し役をしているだけに過ぎないからです。
店頭取引と取引所取引はどちらも一長一短ですね。
レートの透明性が重要になるのは大きな金額を動かすときであるため、初心者ならスプレッドの狭い店頭取引のほうがおすすめです。
取引手数料
FXネオは取引手数料が完全に無料です。
くりっく365も基本は無料ですが、くりっく365ラージは以下の取引手数料が発生します。
約定枚数 |
取引手数料 |
---|---|
101枚以下 |
770円(税込) |
100枚以下 |
990円(税込) |
くりっく365ラージは通常のくりっく365よりもスプレッドが狭いメリットがありますが、上記のように手数料がかかってしまうため注意してください。
初心者におすすめなのはFXネオ!
GMOクリック証券のFXサービスはFXネオとくりっく365ですが、初心者におすすめなのはFXネオです。
その理由は次の3です。
- スプレッドが狭い
- デモトレードがある
- キャッシュバック特典もある
スプレッドが狭い
FXネオのほうがくりっく365よりもスプレッドが狭く取引がしやすいです。
FXではスプレッド分がマイナスの状態で取引スタートとなるため、できる限りスプレッドを抑えておくのが取引を有利に進めるコツです。
例えば、次のケースで比較してみましょう。
- 利益目標:10pips
- パターンA:スプレッド0.2銭
- パターンB:スプレッド1.0銭
パターンAのケースなら利益目標までは10.2pips。
それに対して、パターンBだと利益目標が11.0pipsになってしまいます。
このようにスプレッドが広いほど利益目標までが遠くなるため、取引も不利となるのです。
FXネオとくりっく365のスプレッドは、以下の表を参考に比較してみてください。
|
FXネオ(原則固定) |
くりっく365(ラージ) |
---|---|---|
米ドル/円(USD/JPY) |
0.2銭 |
平均0.51銭 |
ユーロ/円(EUR/JPY) |
0.4銭 |
平均0.92銭 |
豪ドル/円(AUD/JPY) |
0.5銭 |
平均1.26銭 |
英ボンド/円(GBP/JPY) |
0.9銭 |
平均2.27銭 |
ユーロ/米ドル(EUR/USD) |
0.3pips |
平均1.23pips |
上記表のくりっく365のスプレッドは、「くりっく365ラージ」のものであるため通常よりも狭いです。
それでも、FXネオと比べたら広いですね。
デモトレードがある
デモトレードとは、架空のお金を使って取引ができるサービスです。
FXネオにはデモトレードがあるため、口座開設をしなくてもチャートの見やすさや注文の発注のしやすさなど、取引ツールの使い心地を確認できます。
デモトレードは無料で、入力項目も以下の5つだけで良いため、すぐに開始できますよ!
- ニックネーム
- パスワード
- Eメールアドレス
- 口座残高
- メール配信希望
キャッシュバック特典もある
FX専用取引口座を開設し、FXネオで取引することで「最大55万円キャッシュバック」の特典があります。
対象者 |
新規でFX取引口座を開設した人 |
キャッシュバック付与条件 |
FX取引口座の開設月の翌々月の最終翌営業日のNYクローズまでに、500万通貨以上の取引をすること |
キャッシュバック金額 |
最大55万円 |
キャッシュバックの付与時期 |
FX取引口座を開設した月の3か月後 |
取引すればするだけキャッシュバック金額が増えて非常にお得です。
キャッシュバック金額は取引数量によって異なり、以下のとおりです。
取引数量 |
キャッシュバック金額 |
---|---|
500万通貨以上~1,000万通貨未満 |
5,000円 |
1,000万通貨以上~2,000万通貨未満 |
10,000円 |
2,000万通貨以上~5,000万通貨未満 |
20,000円 |
5,000万通貨以上~20,000万通貨未満 |
50,000円 |
20,000万通貨以上~40,000万通貨未満 |
100,000円 |
40,000万通貨以上~80,000万通貨未満 |
200,000円 |
80,000万通貨以上 |
550,000円 |
参照:GMOクリック証券
キャッシュバック特典の付与条件はシンプルでFX初心者にも分かりやすいかと思います。
基本的に口座開設してから翌々月の最終営業日までに500万通貨以上すれば、キャッシュバック付与の対象です。
キャッシュバックが得られれば以下のようなメリットを得られます。
- 稼いだ利益に上乗せできる
- 損失を減らしたり相殺したりすることができる
そのため、トータルの利益が増え、最終的に勝てる可能性も上昇します。
すでに証券取引口座を開設している人でもFX取引口座が未開設なら、キャッシュバックの対象であるため安心してください!
くりっく365は中上級者向け
くりっく365は以下の理由があるため、中上級者向けといえます。
- 高額取引に向いている
- 通貨ペア数が多い
くりっく365は取引所取引を採用しており、顧客にとって有利なレートを優先して表示してくれるため、高額取引でも成立させやすいメリットがあります。
高額取引の場合、注文数量が大きいため注文が成立しないこともあり、取引チャンスを逃してしまうこともあるのです。
しかし、FX初心者のうちは注文が成立しないような高額取引をしないと思うため、レートの透明性のメリットは活かしきれないでしょう。
くりっく365の通貨ペア数は25通貨ペア数であり、20通貨ペアのFXネオよりも多くなっています。
通貨ペア数が多ければ選択肢が増えるため、取引チャンスも増える反面、FX初心者だと選択肢が増えすぎて迷ってしまう恐れがあります。
くりっく365のメリットは初心者には活かしきれないものもあります。
そのため最初はFXネオを利用するのがおすすめです。くりっく365はあとからでも利用できます。
GMOクリック証券「FXネオ」にはこんなメリットもある!
GMOクリック証券のFXネオに次のようなメリットもあります。
- 見やすく&使いやすく高機能な取引ツール
- 高水準のスワップポイント
見やすく&使いやすく高機能な取引ツール
FXネオの取引ツールは非常に優れていると評判です。
用意されている取引ツールは以下の6つ。
- FXネオ(プラウザ取引画面)
- プレミアムチャート
- GMOクリックFX
- はっちゅう君FX Plus
- FX TOOLBAR
- FX Watch!
出典:GMOクリック証券
FXネオ(プラウザ取引画面)は、インストール不要で利用できるプラウザ型の取引ツールです。
新注文から決済注文、注文変更、注文取消しまでのすべてを1画面で取引できるため、「シンプルに注文を発注したい!」というときに役立つツールです。
出典:GMOクリック証券
プレミアムチャートはFXネオで最も高機能の取引ツールです。
- テクニカル指標(チャート分析のサポートツール)を使って詳細な分析をしたい!
- 多数の通貨ペアのチャートを同時に表示して分析したい!
- FXのチャート以外にも分析して相関性を確認したい!
上記のように、詳細な分析をしたいときに最適な取引ツールです。
- 38種類のテクニカル指標(チャート分析のサポートツール)
- 25種類の描画オブジェクト
- CFDやTOPIX
- 日本国債
- 米国債のチャート
などが表示できます。
出典:GMOクリック証券
GMOクリックFXはスマートフォン向けの取引ツールです。
チャート上からの注文に対応しており、「分割チャート」4画面・最大16個のチャートの保存も可能です。
出典:GMOクリック証券
気になる通貨ペアのチャートを保存しておけ、さらにチャート上からすぐ注文が出せるため、「外出先などですぐ取引したい!」というときにおすすめの取引ツールです。
出典:GMOクリック証券
はっちゅう君FX Plusはダウンロードして使用するPC用の取引ツールです。
特徴は注文をスピーディーに出せ、「大口モード(EXモード)」は約定スピードが従来比の6倍とのこと。
そのため、「余計な手順を省いて迅速に注文を出したい!」というときに向いている取引ツールです。
出典:GMOクリック証券
FX TOOLBARはダウンロードすることで、ツールバーに為替レートを表示してくれるツールです。
為替レートの他にCFDのレートも表示できます。
また、
- 経済指標(各国の経済データを数字で表した指標)
- FXニュース
などをお知らせしてくれるため大変便利です。
「重要な情報を見逃したくない!」というときに役立つため、ぜひダウンロードしておくのがおすすめです。
出典:GMOクリック証券
FX Watch!はスマートウォッチ用の取引ツールです。
スマートウォッチのみの操作で相場のチェックができる手軽さが売りです。
「相場を確認したいけどわざわざスマホを取り出すほどでない」、というようなときに使用するのがおすすめかと思います。
高水準のスワップポイント
FXネオはスワップポイントが優れているのもメリットです。
金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うと金利差によって利益を得られ、これをスワップポイントと呼びます。
FXネオの場合、「南アフリカランド/円」と「メキシコペソ/円」の2022年9月24日~9月30日の平均スワップポイントは以下のとおりでした。(取引単位は10万通貨)
通貨ペア | スワップポイント |
---|---|
南アフリカランド/円 | 108円/日 |
メキシコペソ/円 | 154円/日 |
出典:GMOクリック証券
スワップポイントは通貨ペアを保有していれば無条件で毎日付与されるため、長期投資をする人にはかなりメリットがあります。
仮に154円が毎日付与されるとすれば、次のような利益になります。
保有日数 |
利益額 |
---|---|
30日 |
4,620円 |
100日 |
15,400円 |
300日 |
46,200円 |
通常の取引の利益に加えて、スワップポイントも得られれば一石二鳥ですね!
GMOクリック証券「FXネオ」のデメリットはこの2つ
GMOクリック証券のFXネオには次のようにデメリットもあるため、確認しておきましょう。
- 情報コンテツがイマイチ
- 自動ロスカット手数料の発生がある
情報コンテツがイマイチ
FXネオはお世辞にも情報コンテンツが豊富とは言えません。
独自の情報コンテンツを持っておらず、以下の2つのマーケットニュースの配信のみとなるからです。
- FXi24
- ダウジョーンズ
そのため、「GMOクリック証券独自の分析レポートが欲しい!」というような人には向いていません。
情報は情報コンテンツが豊富な他社に任せて、取引自体はFXネオでするという手もおすすめです!
自動ロスカット手数料の発生がある
FXネオで「自動ロスカット」が発生すると、手数料が発生します。
自動ロスカットとは、大きな損失を防ぐため、「証拠金維持率」が「ロスカット率(FXネオは50%以下)」を下回ると、保有中のすべてのポジションが決済されること。
FXネオの自動ロスカット手数料は1単位(1万通貨)あたり500円です。
つまり1万通貨以上の取引をしているときに自動ロスカットになると、手数料が発生してしまうということです。(FXネオは1,000通貨単位で取引できます)
仮に10万通貨で取引しているときに自動ロスカットされたら、
500×10=5,000
となり5,000円の自動ロスカット手数料が発生します。
とはいえ、自動ロスカットは滅多になるものではありません。
きちんと資金管理をしていれば避けられるものであるため、自動ロスカット手数料はそこまで大きなデメリットにはならないでしょう。
資金管理に不安がある方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
GMOクリック証券「FXネオ」の始め方&口座開設の流れ
GMOクリック証券のFXネオを始めるには、FX専用取引口座を開設する必要があります。
まずはGMOクリック証券の公式サイトで口座開設ボタンを押して、「FX専用取引口座お申し込み」を選択してください。
出典:GMOクリック証券
その後、以下のような流れでFX専用取引口座の口座開設手続きをしていきます。
- 口座開設フォームへの入力
- 必要書類の提出
- 口座開設手続完了の案内の通知
- 取引開始
必要書類は「本人確認書類」と「マイナンバー確認書類」の2点です。
有効な書類は提出方法によって異なり、「スマホでスピード本人確認」なら、以下のとおり。
書類の種類 |
有効な書類 |
---|---|
本人確認書類 |
|
マイナンバー確認書類 |
|
なお、本人確認書類として個人番号カードを提出した場合は、マイナンバー確認書類の提出は不要です。
口座開設の詳しい手順は以下の記事で解説しているため、そちらをご確認ください。
「なるべく早く取引したい!」というのなら、スマホでスピード本人確認を利用しましょう。
スマホでスピード本人確認は最短当日に取引可能であり、自宅への郵送物も防げます。
まとめ
GMOクリック証券には「証券取引口座」と「FX専用取引口座」の2つの口座があり、それぞれの違いは以下のとおりです。
証券取引口座 |
|
---|---|
FX専用取引口座 |
|
どちらでもFXは可能ですが、取扱商品と取引開始までの時間が違います。
GMOクリック証券のFXサービスである「FXネオ」と「くりっく365」の違いは、以下のとおりです。
- スプレッド
- 通貨ペア数
- スワップポイント
- 店頭取引と取引所取引
- 取引手数料
FXネオのほうが初心者には分かりやすく特徴も活かしやすいため、まずはそちらから始めるのがおすすめです。