今日の記事は、こんな人向け↓↓
- FXを続けているけど、なんだか面白くないし退屈になってきた。
- 始めた頃は色々ワクワクして楽しかったけど、最近は暇だな。
- 同じことの繰り返しで全然面白くない…。
こんにちは!FX歴6年のヨシキです!
FX取引をする上でテクニカル分析を続けていると、なんだか面白くなくなってきたと感じはじめる方がいるかもしれません。
じつは、FX取引を続けているトレーダーのほとんどが、このような感情の壁にぶつかることがあるんです。
- はたして自分のやっている方法は合っているのか
- 本当はもっと楽しいはずではないのか
- このままで本当に上達していけるのか
と不安になってしまいますよね。
僕もその経験があり、気持ちは痛いほどわかります。
実際、おもしろくないと感じているときは、エントリーの精度もさがっていました。
不安や疑問を持ちながら解決をせずにFX取引を続けることは、デメリットしかありません。
そこで、「FXが面白くない」と感じてしまう原因について徹底的に調査してみると、「FXが面白くない」=「成功トレーダーの第一歩」だったことがわかりました。
FXが面白くなくなる理由についてしっかり理解できると、自分のトレードにも自信をもって取り組めるようになりました。
今回は僕が「面白くない」から脱出できるようになった情報と、面白くするために効果的だった方法を共有していきます!
- FXが面白くないと感じてしまう理由
- FXを面白くなくしている理由
- FXを面白くするには
FXは面白くないものです
まず身も蓋もないことを言ってしまうと、FXは必ずしも面白いものではありません。
なぜなら、FXはギャンブルではなく、投資だからです。
たくさん学ぶこともありますし、自分の手法を見つけるまでに多くの検証を重ねなければなりません。
何よりも実際に稼げるようになるまでには長い時間が必要とされます。
どれだけセンスのある人でも1年、通常でも3年から5年は必要とされています。
しかしFX取引というものは毎日楽しく行えるものだ、という思い込みをしている人は多くいます。
まずFX取引で「安定して勝てるようになる」ということに対するイメージが以下のように間違っているかもしれません。
- チャートを開いたらどんなチャンスでも入ることができて勝てる
- スマホ片手に移動中でも空き時間に利益を得ている
- ハイレバレッジで少ない資金から一瞬で大金を手に入れる
確かに世の中にはFXに対してそのように印象付けるような広告やアプリなどが溢れていますよね。
まずはそのFX取引に対する間違った認識と過度な期待を捨て去る事が必要となってきます。
FX初心者の9割が1年以内に撤退するとされます。
初心者の失敗は、FXを理解せず無謀なトレードを行い、結果的に投資が「面白くない」と感じて辞めてしまうのです。
しかし、そこを乗り越えたうえでの退屈で「面白くない」こそが成功者への道が見えている証拠なのです!
FXをおもしろくないと感じる要因は?
まずはがFXを面白くないと感じてしまっている理由を自分で分析してみてください。
そしてFXを面白くないと思う要因から、解決策を導き出していきましょう。
自己分析は思ったことを次々と紙に書き出してみるとやりやすいですよ。
主な要因をいくつか解説していきます。
待ち時間が長くて面白くない
トレードチャンスが来るまでひたすら待っている時間が退屈に感じている場合ですね。
初心者のうちはとにかく無駄なトレードを繰り返し資金を減らしてしまいます。
逆にまぐれで連勝することもあります。
そのため自分の手法が正しいかどうかを見極めるまでに、全ての場所がチャンスに見えて多くのエントリーを繰り返しがちなのです。
もちろんその分待ち時間は少ないですよね。
いわゆるポジポジ病と呼ばれるやつです。
ところが自分自身の手法がある程度確立し、資金をへらさずに少しずつ増やしていける方法が分かってくると、無駄なトレードがなくなってきます。
しっかりと環境認識を行い、自分自身の手法に沿っていない部分ではトレードをしないということを徹底しているとほとんどの時間が待ち時間になっていることに気づくでしょう。
チャンスがなかなか来ないため、退屈な時間を不安な気持ちで過ごしてしまっているのかもしれません。
しかしこの待ち時間こそがとても大切なのです。
勝てるトレーダー=待てるトレーダーです。
優位性の高いエントリーポイントまでしっかりと待てていることが、トレード技術の高さを証明しています。
エントリーチャンスを待つ間に不安な気持ちを持ち続けるよりも、自分の手法に自信をもって冷静に構えていることが大切です。
環境認識が苦痛に感じる
エントリーチャンスがもうすぐ来るかどうかを測るために、環境認識はとても重要です。
FX取引を始める前に、現在の状況を分析しエントリーができる形になっているか、チャートを見て確認する作業。
環境認識をせずに分析でエントリーをするのは不可能と言っても良いでしょう。
トレーダーの仕事の9割は検証と環境認識だとも言われています。
しかしこの環境認識が複雑で多くの時間を取られてしまう事に、苦痛を感じている方もいると思います。
いかに環境認識が大事だとはいえ、環境認識に時間をかければかけるほど良いという意味ではありません。
自分の手法を確立し安定して稼げるようになっている人のほとんどは環境認識に多くの時間をかけていないのが現実です。
それは決して適当に環境認識をしているというわけではなく、きちんと分析すべき部分を絞りルーティンワークとしてそつなく行っている場合がほとんどだからです。
環境認識に苦痛を感じている場合、手法自体、あるいはその手法の分析方法が複雑化しすぎているかもしれません。
下記のようなことに当てはまっている方はいませんか?
- エントリーポイントを導き出すために使っているインジケーターが多すぎる
- エントリー条件が厳しすぎる
- 監視通貨ペアが無駄に多すぎる
そうなってくるとただでさえ神経を使うFX取引ですから、環境認識の時点で神経をすり減らしすぎて疲労困憊になってしまうのです。
結果的に実際にエントリーするタイミングの時に冷静な判断ができなくなってしまうかもしれません。
たとえば僕はこのような環境認識に変えることで、苦痛な時間を抜け出しました!
- インジケーターは1つだけ
- エントリー条件は2つだけ
- 通貨ペアは1つだけ
これだけシンプルだと不安になるかもしれませんが、充分ですよ!
環境認識や手法はシンプルを目指しましょう。
基本的にFX取引は繰り返し繰り返し行うことになりますから、複雑すぎる仕組みは禁物です。
自分自身が無理なく長く続けられるスタイルを模索していくのも大変重要なことです。
覚えることが多すぎると感じる
FX取引を勉強していくと、覚えることが非常に多いと感じる思います。
チャートの見方から、ローソク足について、通貨について、インジケーターについて、プライスアクションについて、経済指標についてなどなど、勉強しようと思えば無限に項目が出てきますよね。
しかしFX取引において全てを覚えておく必要はありません。
FXにおける書籍や初心者向けのサイトなどでよく記載されていることでも、決して覚えなくてもいいようなことはたくさん記載されています。
例えば、ローソク足の名前や、プライスアクションの名前、インジケーターのそれぞれの意味などは様々なところで紹介していますが、これらを丸暗記したところでFX取引の上達に繋がるとは考えにくいのが現実です。
実際のプロのトレーダーでもそのようなことは一切覚えてないという方もたくさんいます。
自分の手法に必要なことだけを覚えておけば良いのです。
最初のうちは手法の確立もされていないため、どれを覚えればいいのかわからないかもしれませんが、決して丸暗記に時間をかける必要はありません。
例えば僕の場合は、以下のように覚える事を限定することで、丸暗記の苦痛から抜け出しました!
・ローソク足の名前と意味(下影陰線、ピンバーなど)を全て覚える
・チャートパターンの名前と意味(フラッグ、ペナントなどを全て覚える
・主要なインジケーターの名前と意味(MACD、ストキャスティクスなど)を全て覚える
・他人が作った手法をたくさん調べる
やったこと
・移動平均線だけを使ってチャートの動きを検証する
移動平均線に対するチャートの動きの分析だけに集中することで無駄な時間をさっぱりと省くことが出来ました!
取捨選択をしっかりと行いましょう。
テスト勉強のように覚えることに苦痛を感じている時間は無駄です。
検証ソフトなどを利用ししっかりと検証を重ねることに時間を使いましょう。
テクニカル分析ではの手法を確立させることが大切ですから、知識よりも分析に力を入れましょう。
ワクワクできなくなった
FX取引を始めた頃は、さまざまなドキドキやワクワクがあったかもしれません。
チャートを見ていてこれは儲かりそうだという期待感、資金を失いそうだという恐怖感、そういったものにとても気持ちを揺さぶられてきたのではないでしょうか。
自分の資金が増えたり減ったりするのを見ていたら感情が動くのは当然、と思うかもしれません。
しかしFX取引で心拍数が上下するような感情が起こっている時点でギャンブルをしているのと同義になります。
しっかりとした資金管理のもとトレードを行っていれば負ける可能性もきちんと想定できているため、そのような感情の揺さぶりが起こることはないのです。
FX取引ではメンタルトレーニングがとても大事だと言われることもありますが、精神力を鍛えたところでFX取引には何の関係もありません。
自分自身の手法の優位性と検証に裏付けされた自信があるからこそ、冷静にトレードを繰り返すことができるのです。
何の根拠もなくトレードをしていて資金が上下することに感情がなくなってしまったら、それはメンタルが強くなったのではなくただの麻痺です。
FX取引にワクワクは必要ありません。
もしFX取引に対してドキドキやワクワクを求めてしまっているのなら、それはまだギャンブルトレードから抜け出せていないという証拠になるでしょう。
むしろ逆に淡々と、フラットな気持ちで取引を繰り返し行えるようになることが重要なのです。
自分の成長を感じられなくなった
自分自身のFX取引に対して成長を感じることができないと思っているのであれば、もしかすると少し焦りすぎているかもしれません。
努力が結果につながっていないと思うことがありませんか?
それでは、下の画像を見てみてください。
これはFXトレーダーの成長曲線を表したものの一つです。
人は何かを勉強したり練習したりする際に図の青い線のように努力すればするだけ成長していくという理想を求めています。
実際、勉強やスポーツなどは青い線どおりの場合がほとんどですよね。
しかしFXにおいては、赤い線のように成長していくと言われています。
つまり努力をしていてもなかなか結果に出てこない期間が長くあり、ある時を境に急激に成長していくのです。
自分の成長を感じられないと思っていても、上記の図で言うところの緑の矢印の部分に今いるのかもしれません。
目に見える成功まで、あと一歩ですよ!
それでもFXを面白くしたいなら
稼げるようになってきたとはいえ、こんなに退屈ならば続けられない、どうしても面白くしたい、と思うこともあるでしょう。
仕事もそうですが、楽しんで取り組める方が効率も良く長く続けられますよね。
ここでは僕がFXを面白く続けるために効果的だった方法を、いくつか紹介していきます。
FX取引に面白みを持たせていきたいという方は、以下のようなことを試してみてください。
アウトプットをする
FX取引を上達させる上でアウトプットすることはとても重要です。
例えば、毎日のトレードの日記をつけるのも良いでしょう。
また、自分がトレードする上で得た知識や感じたこと、思いついた手法などをSNSやブログなどに書き記していくのもおすすめです。
これらを見返すことで自分の努力を感じることもできますし、よくない部分にもすぐに気づいて、修正することもできます。
自分自身の成長を目で見て感じることができるため、FXに対する充実感がかなり上がりました。
有名なトレーダーですら、毎日の記録や過去検証などは常に行っていると言います。
待ち時間を、自分のFXの上達に還元したいという方にはとてもおすすめです。
監視通貨ペアを増やす
エントリー回数を増やしたい、という方には監視通貨ペアを増やすのがおすすめです。
ただし通貨ペアを増やしエントリーポイントを増やすということは、それだけ負ける確率も高くなるということをしっかりと理解しておく必要があります。
スプレッドの広すぎるマイナー通貨や、自分の手法が効きづらい通貨ペアなどを選択しないように気を付けてください。
オススメの通貨ペアは、取引している人数が多く、テクニカルが効きやすいと言われる以下の通貨です。
- ドル円
- ユーロドル
- ポンドドル
通貨にはそれぞれの癖があり、また通貨ごとに相関関係もあります。
効率的に稼げる通貨ペアなど、こちらの記事でも詳しく解説しています。
通貨ペアについてより深く掘り下げていくことはFX取引の精度を上げることにもつながり、FXのチャートを見ることがより楽しくなります。
空いた時間を有効に使う
FXを面白くないと感じ始めている要因の多くはエントリーポイントを待っている時間だと説明しました。
では、せっかくなら待ち時間を有効に使って面白い時間に変えてしまいましょう!
どの程度の待ち時間があるのが把握していないひとは、まず自分のトレードスタイルに合わせてチャートをチェックする間隔をきちんと決めましょう。
例えば4時間足をメインでトレードしている人が、5分おきに5分足のチャートをチェックしに行く必要はありません。
自分自身のエントリーポイントの形になるのがどのタイミングになりそうなのか、ということをしっかりと把握しておくことがとても大事です。
ちなみにこれはエントリー後にも言えることで、1分足を凝視して価格の上下に一喜一憂しているようでは時間の無駄以外の何物でもありません。
そしてパソコンの前に張り付かずに済むようになったことでできた時間をきちんと有効に使いましょう。
他のビジネスに使っても良いですし、自分の遊びや趣味の時間に使っても良いわけです。
ちなみに、僕はFXの上達のために以下のような時間の使い方をしました。
・ひたすら検証ソフトで手法の検証
待っている間は自分の手法の精度を上げるために検証に夢中になっていました!
・負けたトレードの共通点探し
勝てなかったトレードに共通するチャートの形を研究していました!
・経済情勢について調べる
テクニカル分析に経済情報は不要という人もいますが、少し頭に入っているだけでもよりFXが楽しくなりますよ!
ただしずっとパソコンの前にいるとどうしても疲れてきてエントリーの精度が悪くなります。
定期的に休憩して頭をリフレッシュさせましょう!
まとめ
FXを面白くないと感じていることは決して悪いことではないし、不安に思うことでもないということがわかっていただけたでしょうか。
FXを面白くないと感じ始めたことは自分自身の成長を示していることに他なりません。
もし面白くもないけど苦痛でもないトレードをするようになっていたら、一人前のトレーダーになれたということかもしれません。
今の「FXが面白くない」という気持ちを大切に成長を続けてくださいね。
優秀なトレーダーほどチャートの前にいる時間は短いものです。
FXが面白くないではなく、「難しい」と感じている方はこちらの記事も参考にしてみてください。