今日の記事は、こんな人向け↓↓
- Titan FXが気になっているがXMほど有名じゃないので心配
- Titan FXの悪評について知りたい
- Titan FXはきちんとした会社が運営しているのか気になる

副業トレーダー
こんにちは!FX歴6年のヨシキです!
最近色々な海外FX業者について調べているんですが、「Titan FX」という業者も気になっています。
設立が2014年と運営歴としては比較的浅いのですが、そのわりによく名前を見かけるので一体どんなFX業者なのか調べてみたいなー、と思ったんです。
僕が使っているXMなどと比べて、知名度としては劣るイメージがあります。

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それに、悪評があるという噂もちらほら…。
今まで調べた「FXGT」や「IS6FX」なんかは知名度こそ高かったのですが、調査していくうちにちょっと信頼度にかけるなという部分が見えてきました。
結局自分で調査してみないと、その悪評の真実や、知名度が高ければいいものではないという現実にはたどり着けませんよね!
というわけで今回もビシバシと調べていきたいと思います!
- Titan FXの悪評の真実
- Titan FXの会社の実体
- Titan FXを口座開設するべきか
Titan FXは悪評もあるが比較的少ない
とにかく、どんな悪評があるのかとまずは調べてみました。
口コミなどを色々調べてみましたが、思いの外、悪評は比較的少ないという印象です。
悪評というよりもデメリットというレベルの内容がほとんどです。
出金拒否はなさそう
Titan FXで検索してみると「出金拒否」というワードで同時に検索している人が多いようですね。

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結局ここも悪質な出金拒否をしている詐欺業者なのか…。
と思いきや、出金拒否という悪評について調べてみると、悪質な出金拒否にあったという事実につながるようなものは見つかりませんでした。
Titan FXの規約違反を行ってしまい、意図せず出金拒否となってしまったケースはあるかもしれません。
ちなみにTitan FXでは、
- アービトラージと呼ばれる、複数のTitan FX口座、或いは複数の業者間での両建てでの取引き
- Titan FXのサーバー接続遅延やレートのエラーを狙って取引をする行為
- ロスカットを悪用したハイリスクハイリターンな取引の連発
- 重要な経済指標の発表時や、窓開けや窓閉めなどのみを狙った取引
が禁じられています。
スキャルピングなどは禁じられておらず、比較的禁止行為はゆるい業者だと思います。

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本人にその意思がなくても、急激に相場が動くところばかりで偶然取引をしてしまったりすると、違反と疑われ出金が拒否されてしまうこともあります。
このような規約違反は、出金拒否だけでなく口座の凍結や利用の永久停止などの措置が取られる可能性もありますので十分に注意しましょう。
今のところTitan FXでは、悪質な原因不明の出金拒否というのはなさそうです。
取得している金融ライセンスの信頼性は普通
海外FX業者の信頼度を測るものさしの一つとして、取得している金融ライセンスの内容はとても重要です。
海外FX業者は日本の金融庁の認可を受けることができません。
日本の金融庁では、25倍を超えるレバレッジの提供・ボーナスクレジットの提供などが認可されないのが主な理由です。
そのため海外FX業者は、諸外国の金融ライセンスを取得することによりその信頼度の証明としています。

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ではまず、Titan FXの公式ホームページに金融ライセンスに関する記載があるか見てみましょう。
Titan FXの公式ホームページに記載されているグループ全会社の取得ライセンスは、以下の通りです。
参照:Titan FX
会社名 | ライセンス |
---|---|
Titan FX Limited | バヌアツ金融サービス委員会 (VFSC) |
Goliath Trading Limited | セーシェル金融サービス庁 |
Titan Markets | モーリシャス金融サービス委員会 |
Atlantic Markets Limited | 英領バージン諸島金融サービス委員会 (FSC) |
このうち、日本人向けに提供されているTitan FXの運営会社はTitan FX Limitedなので、取得ライセンスは「バヌアツ金融サービス委員会 (VFSC)」ということになります。
バヌアツ金融サービス委員会 (VFSC)のライセンスは、「金融ディーラーライセンス (Principal)」というもので、れっきとした金融ライセンスです。
海外FX業者の中にはセントビンセント・グレナディーン諸島のライセンスのように、金融ライセンスでない会社の登記だけのものを、金融ライセンスかのように表示しているところもあります。

また、金融ライセンスの中にはセーシェル金融庁のように、国内の住所とお金さえあれば取れてしまうような取得ハードルの低いライセンスも存在します。

しかし、バヌアツ金融サービス委員会 (VFSC)の金融ライセンス取得条件には、
- バヌアツに毎年半年以上居住していること。
- 証券取引の経験が5年以上あること。
など一定の条件が課せられています。
バヌアツ金融サービス委員会 (VFSC)の金融ライセンスの取得難度はそこそこで、どんな業者でも簡単に取得できるというものではなさそうです。
Titan FXの取得している金融ライセンスは信頼度としては問題ないでしょう。
最大レバレッジが500倍までしかない
海外FX業者といえば、有名業者であるXMをはじめ「最大レバレッジは1,000倍」というのが基本であるというイメージがあります。
そんな中、Titan FXでは最大レバレッジが500倍までしかありません。

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500倍ということは半分ですから、相当少なく感じますよね。
しかし、実際のところ、500倍のレバレッジは少ないのでしょうか?
以下の条件でFXを行う例を考えてみましょう。
例えば、こんな条件でFXを取引したとします。
・初期費用:50,000円
・通貨ペア:ドル円(1ドル=150円)
・1回のリスク:5%
・損切り位置:15pips
・1ロット:10万通貨
これを計算式に当てはめると、
(通貨レート×取引数量)÷証拠金=レバレッジ
(150円×17000通貨)÷50,000円=51倍
必要なレバレッジは51倍です。
レバレッジについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

あれ?余裕ですね。
そうなんです。
実はレバレッジ500倍とか1,000倍というのは、かなりリスクの大きい取引でしか実行されないんです。

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つまり500倍もあればレバレッジは十分なんです。
そう考えると、Titan FXのレバレッジが500倍しかないということは決してマイナスポイントではないと言えます。
むしろ、充分高いレバレッジでの取引が可能です。
ちなみに、Titan FXのマイクロ口座というタイプはレバレッジが1,000倍です。
しかし、取引数量が10分の1である10,000通貨のため、実際取引する額面で考えるとレバレッジは100倍と同義になります。
結論として、Titan FXのレバレッジ500倍は多くのトレーダーにとっては十分な範囲であり、その限度を超えるレバレッジを必要とするトレーダーは稀だと考えられます。
ボーナスが一切ないというのは本当
Titan FXでは、海外FX業者の魅力であるボーナスの提供が一切ないという噂がありましたが、こちらは本当のようです。

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海外FX業者なのに口座開設ボーナスや入金ボーナスが一切ないのはとても寂しく感じてしまいますね…。
ボーナスではなく、一時的なキャッシュバックキャンペーンというのは行っているようですが…
「35,000円以上の入金をした上で、1ロット取引するごとに125円のキャッシュバック」といったような、かなりシビアな条件でした。
かなり大きなロットで取引をするトレーダーでないとあまりオトクとは言えないかもしれません。
ボーナスやキャンペーンについては、Titan FXは他の海外FX業者よりも低い評価になりました。
ちなみに僕が使っているXMは、口座開設するだけで1万5000円分のボーナスがもらえて、入金ボーナスも発生するのでめちゃめちゃお得です。

初回最低入金額が高い
Titan FXは、初回最低入金額が高いという噂もありました。
調べてみるとTitan FXで必要な最低入金額は「20,000円」でした。
僕が使っているXMの最低入金額が500円であることを考えると、確かにハードルが高いと感じます。
しかし実際問題500円でFX取引を開始するのは、あまり現実的とは言えません。
実際はもっと多くの金額を入金する人が多いと思います。
これに関しては、トレーダーごとに入金できる資金状況が違うので何とも言えません。
できるだけ少ない金額でFX取引を始めたいという人にとっては、マイナスポイントとなってしまいますね。
その他のデメリット
他にも、
- デモ口座が30日間しか使えない
- 売買ともにマイナススワップが多い
- 運営歴が浅い
といったデメリットもありました。
ほとんどのメジャーな海外FX業者は、デモ口座は基本的に期限なしで使えるのでちょっと不便ですよね。
マイナススワップが多いのも、僕のようなスイングトレーダーにとっては結構なダメージとなってしまいます。
悪評ではないにしろ、なにかと小さなデメリットがあるという印象ではありますね。
Titan FXの会社は実在しているのか?
さてここで、Titan FXの運営会社について調べてみたいと思います。
一見ホームページなどがまともそうに見えても、会社の実態を調べてみると怪しいことがいっぱい出てきたなんていうこともよくあるんですよ。
ちなみに以前、「IS6FX」の会社のついて調べたところ、実体がないことが判明しています。

Titan FXの運営会社はどうなのでしょうか?

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早速調査していきましょう!
Titan FXの会社の住所を調べてみた
まずは会社が物理的に存在しているのかどうか、気になるところです。
早速Titan FXの公式ホームページを見てみましょう。

出典:Titan FX
ホームページに、Titan FX本社所在地の住所が掲載されています。
とりあえずその住所についてGoogleマップで調べてみましょう。
住所を入力して検索してみると…

出典:Google Maps
バヌアツの町が表示されました。
今までいくつかのFX業者の会社を調べてきましたが、外観から会社を発見することはできなかったので今回も期待できなそうです。
…ん?

出典:Google Maps
この看板、もしかして…
もう少し拡大してみましょう。

出典:Google Maps
「Titan FX」って書いてあるように見えませんか!?
ちょっと反対側の道に回ってみましょう。

出典:Google Maps
ありました!!!!

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正直、絶対ないと思ってたので驚いてしまいました(笑)
しっかりとTitan FXのロゴマークも確認できます。
海外FX業者は登記だけしていて、実際の会社は存在していないことも多くこんなにしっかりとGoogleマップで看板を見つけることができたのは意外でした。
公式ホームページの会社紹介も信憑性が高い
Titan FXの公式ホームページにもう一度戻ってみましょう。

出典:Titan FX
Titan FXの公式ホームページには、会社内の写真など中の様子を伺い知れるような情報はありません。
しかし従業員と思われる、4人の写真と紹介文が掲載されています。
他には、

出典:Titan FX
元NBLのプレーヤーのAndre Mooreさんを通じての社会貢献活動をしていることなどが掲載されています。
ちなみに、このAndre Mooreさんはきちんと実在する本物のプレイヤーさんでした。
参照:Wikipedia
コンプライアンスの項目を見てみましょう。

出典:Titan FX
他社の最新システムを取り入れることで、不正取引や個人情報の流出などの防止に努めていると言った内容が掲載されています。
こちらも調べてみたところ、SEON、LUCINITYともに実在する会社でした。
実在する人物や企業の情報もあり、Titan FXの会社としての信憑性は高いように思えます。
他にもTitan FXの公式ホームページには、
- 企業理念
- 受賞歴
- 加盟団体
など詳しく掲載されています。

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海外FX業者の中では、トップクラスにきっちりと情報を掲載していると思います。
LinkedInにも不自然な点はない
LinkedIn(世界中で利用されているビジネス向けSNS)に登録されているかどうかも見てみましょう。

出典:LinkedIn
検索してみると「Titan FX」の企業ページを見つけることができました。
「IS6FX」は企業ページに従業員が2人しか登録されていないなど、不自然な点も多かったのですが、Titan FXは従業員の登録もありしっかり稼働してるようです。
先ほどの、Titan FXの従業員を紹介してるページにも取締役社長のMartin St. Hilaire氏のLinkedInのリンクが貼られていました。

出典:Titan FX
こちらも見てみましょう。

出典:LinkedIn
顔写真が掲載されておりませんが、フォロワーも3670人いて、こちらもきちんと稼働しているように思えます。
この取締役社長のMartin St. Hilaire氏は、Xのアカウントもありました。

出典:X
どうやら日本にも来たことがあるようです。
写真などからも会社や、従業員など実際にきちんと存在し稼働しているように思いました。

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海外FX業者は存在すら危ういところが多いので、これくらいの情報でも少し安心してしまいます(笑)
ただし、会社内の写真などが見つけられなかったのはちょっと気になりました。
まとめ
Titan FXは、総合的に見ても大きく気になる点や危険な部分は見受けられませんでした。
今回調べた点をまとめると、
- 出金拒否はない
- 金融ライセンスは普通
- 最大レバレッジは500倍まで
- ボーナスは一切ない
- 最低入金額が2万円からと少し高い
- 会社の信頼性は高い
このような感じでした。
海外FX業者としては、わりと信頼度は高いと言えるのではないでしょうか。
最近色々とFX業者を調査していましたが、結構タチの悪そうなところも多かったので今回のTitan FXに関する調査はとても印象が良く安心しました。
ちょっと海外FX業者に対して信頼度が薄くなっていたのですが、根気よく探していけばもっと素敵な業者が見つけられるかも知れない!という希望が湧いてきました!

副業トレーダー
これからもどんどん調査して皆さんと情報を共有していきたいと思います!